7月に父が永眠し、
先日、満中陰法要も済んで、
すこしほっとしたような、肩の荷がすこし下りたような、
そんなきょうこのごろです。
父が亡くなってからの日々は、
通夜やら葬儀やら、バタバタしたね。
父はしばらく介護老人施設に入っていて、
ほんとうは私の思いとしては
家に連れて帰りたかったけど、
それは叶わなかった。
亡くなる少し前に連絡をもらい、
高速で向かったけれど、間に合わなかった。
父には良い人生を与えてもらったから、
「ありがとう」しか、ありません。
人は亡くなると、
ほとんどまもなく、連れて帰らねばならなくて、
(おそらく病院も同じだとおもう)
私たちの場合は、
葬儀社をすぐに手配することができ、
そこが父を迎えに来てくれて、自宅へ連れて帰ることができました。
悲しみの感情の中で、現実社会はそういう感じです。
仕方ないですが。
真夏の中で大丈夫か?とおもったけど、
さいきんはちゃんとからだを冷やす布団みたいな機械があって、なので通夜は2日後に、ゆっくり日を置いて迎えることができました。
その間、通夜や葬儀の段取りをするのだけど、
喪主になる長男である上の弟と妹がてきぱき動いてくれたおかげで、
第一子長女の私と末っ子の弟(私は四人兄弟)は
ほとんど何もしないまま、とんとんと進んでいきました。
そして。
父はほんとうに見事に、最後まで、
わたしたち兄弟に何の生身の人間社会のなかでの大きなトラブルも起きることなく、満中陰法要までを迎えられるよう、ほんとうに見事に事が収まるよう、してくれました。
(支払う金額といただいた金額が、ものの見事にトントン、でした)
ほんとうに、ぜんぶ、父のおかげだ。
最後の最後まで、ほんとうに立派に全方位に心が配られていて、わたしたちへの加護をくれて…
心から尊敬します。
生きているあいだに、もっともっと、
ありがとうと伝えれば良かった。
火葬場から帰るとき、ちょっとしたアクシデントがあって、
家族全員総出で長男弟の車のキーを探す、ということがあったんだけど、
なんと弟の車のキーがうちの息子のバッグの外ポケットに入っていた、ということがその晩に判明し、
翌日「なぜそんなところに?」と全員でおなかを抱えて笑った、という想い出ができたのは、
案外、父のおちゃめなイタズラなんじゃないかな?なんて思えます。。。
そうしたなかで、
恥ずかしながらいまやっと、
我が身の終活のことを考えはじめました。
わたしはひとり身なので、娘や息子に厄介なことにならないようにするにはどうしたらいいか、って考えている、
きょうこのごろです。
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