昨日 シュウちゃんの去勢手術が 無事に終わりました
前日の夜９時から絶食が始まり 当日朝７時以降はお水もＮＧとなります
朝９時半にシュウちゃんを預け 夕方５時にお迎えに行きました
（女の子の避妊手術は一泊ですが 男の子は日帰りです）
但し その日に帰宅できても 翌日の朝食までは絶食が続きますので
計３０時間強の絶食となります
麻酔後は消化器官の働きが元に戻るまで 時間がかかるため
食べ物の吐き戻しによる 誤嚥性肺炎を防ぐためです
シュウちゃん 「なんで ご飯ないの
ママぁ お腹すいたよ
」
って 切ない声で悲しげに訴えますが 心を鬼にして我慢我慢
おもちゃで遊ばせて誤魔化したり・・・ 飼い主も精神修養ですね
最後は ひたすら 話しかけて理解してもらいました
そして迎えた 本日の朝・・・ やっとご飯を食べられたシュウちゃん
ぐったりした感じもなく 元気元気です
全身麻酔後は 一日二日 食欲が湧かない子もいるそうですが
三日目以降になっても回復しないと 要注意とのこと
半日程様子を見て 異常がないところで やっと一安心しました
いつ避妊・去勢手術を受けさせるのがベストか
それについては いくつかの意見があるようですね
生後半年が目安とされていますが かなりの早期手術がベストとも言われ
それぞれに 一長一短あるようです
月齢八か月で手術を受けた シュウちゃんの場合
メリットとしては 成猫並みに体調が安定しており 絶食も問題ないことなどが挙げられるようです
妹分の美月と同じく 東灘区のますだ動物病院で 手術をお願いしましたが
野良猫・保護猫ちゃんは 低料金で手術していただけるだけでなく
先生が誠実で 獣医師としての知識と技術が高いことが 今回はさらによくわかりました
この半年 ５か所以上の動物病院に伺いましたが ひとつ学んだことがあります
動物病院はどこでも同じ・・・では決してないということ
先生の技術・知識・勘・誠実さ・愛情 そして 料金には明確な違いがあります
術前に 「シュウちゃんの尿量が少なかったり 連続してトイレに行くことがある」
そう相談したことを ますだ先生は気にかけてくださって
改めて検査をしてくださいました（依頼していないのに・・・です
）
相談時 折り返しのお電話をくださった先生のアドバイス通り 事前に別の病院で診断を受けており
そちらの病院でも しっかり診ていただけたのですが ますだ先生は さらに踏み込んだ精密さ・・・
その結果 尿道炎であるとの診断が下り 二種類のお薬が出ました
最終的に 膀胱から直接採取した尿と 尿道を通して採取した尿の違いから 断定できたとのことです
やはり 病院選びは重要だと実感しました
はるちゃんを突然に亡くしたことが 私のトラウマになっているのもあるのですが
本当に親身になってくださる先生にしか 命を預けられません
実のところ・・・ はるちゃんを初めに診せた病院では 悲しい想いをしました
「これは普通じゃない これはうちでは関われない 別の病院へ行ってほしい」
そんな先生の本音が 随所に垣間見えたからです
（もしかしたら 私の勝手な感じ方かもしれません
）
でも 本当はその先生のせいではなく 私の判断ミスとも言えます
神戸の東側エリアで 複数の飼い主さんから 「名医」だとの声を聞くのが
東灘区の猫専門病院 「アールキャットクリニック」です
他の病院では助からないと言われたのに ここで命を助けてもらった
奇跡が起こって 夫婦で泣いて喜んだ・・・
などなど 涙ながらのお話を聞き及んでいます
（猫には優しい先生もスタッフの方も 人間にはとことん愛想なし・・・だそうです
）
だから 突然歩けなくなったはるちゃんを タクシーに乗せた時
「近くの病院にするか それとも名医だと聞いているアールキャットクリニックまで行こうか」
と かなり 迷ったのです
いきなり 原因不明の厳しい状態に陥ったはるちゃん
結果に変わりはなかったかもしれませんが
私の中に 一筋の後悔が残ったことも 事実です
（はるちゃんや天国へ旅立った子たちは 後悔や未練を喜ばないので
「ごめんね」が浮かぶ度
「ありがとう」に置き換えています
）
動物たちはいざという時 自分で選択ができず 飼い主だけが頼り
わんちゃんや猫ちゃんは 恨むこともなければ 後悔することもないのでしょうが
天から与えられた 大切な命を預かっている以上
ベストな選択をして （むしろ人間サイドにも） 後悔のないようにしたいですね
美月をクンクンしている シュウちゃんです
