久々の更新。
映画化前に映画化した作品を読むのはいい。
『法廷遊戯』五十嵐律人
無辜(むこ)の制裁という言葉が出てくるのですが、
その考え方が嫌いじゃなかった。
わたしの言葉で書きますが、
やってしまったことへの見返りは、
それ以上でもそれ以下でもある必要はない。
個々の価値観が違う中で、
被害者も加害者も同じように納得できるのは何か。
読んでいるうちに、
わからなくなりそうで、
理解もできていくという相反した感情が比例していることに気づいたとき、
この本のおもしろさを知れた。
気づいたときから最後までは、
眠気も吹っ飛びノンストップで読み切りました。
11月10日から映画が始まるので、
観に行きたいな。