次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方です
コロナ対策でも使われていますが
ノロウィルス対策の時は
濃度の濃い消毒液を作ります
今はコロナが目立っていますが
例年冬になると猛威を振るう
胃腸炎やノロウィルスは
家族の中の誰かがかかると
すぐにうつってしまうので
とにかく予防と消毒が大切
ノロウィルスはアルコールでは死滅
しないため次亜塩素酸ナトリウムの
消毒液が効くとされています
次亜塩素酸ナトリウムは、市販のキッチン
ハイターなどの塩素系漂白剤に含まれて
います
この市販されている塩素系漂白剤は
次亜塩素酸ナトリウムが約5%含まれて
いて目的別に水で薄めて使います
(洗濯用のワイドハイターは酵素系漂白剤
なので消毒液には使えません)
キッチンハイターのキャップは一杯が20ml
ペットボトルのふたは一杯が5ml
この分量を基本にしていきます
消毒液の作り方
(1)250倍希釈液
トイレの便座などに使用したり
洗濯のつけ置き時に使用するは
通常の消毒液(250倍希釈)を作ります
☆500㎖のペットボトルで250倍希釈を
作る時
(ここにバケツが必要)
☆用意するもの
・500㎖のカラのペットボトル
・5ℓのバケツ(使う用途と分量によって
使い分ける)
・キッチンハイター(5%)
・ゴム手袋、マスク
・あればじょうご(金属性はダメ)
⇒ハイターを注ぐときに使用
☆作り方
①500㎖のペットボトルに少し水を入れ
ハイターを約2cc入れる
(ペットボトルのキャップ約半分以下)
②水を加える
蓋をしっかり閉めてよく振って完成
あればプラスチック製のスプレー
容器に入れて使用する
(作り置きできないので使い切ること)
消毒するときは、スプレーでシュッとして
10分ほど放置した後、
キッチンペーパーなどで拭き取ります
(ドアノブなどの金属などは変色劣化する
ので必ず水拭きするようにする)
たくさんの量を作りたいときは2ℓの
ペットボトルで作ります
☆2ℓのペットボトルで250倍希釈を作る時
①2ℓのペットボトルに水を少し入れ
ペットボトルキャップ2杯(10㎖)
を入れる
②水を2ℓまで入れて、蓋をしてよくふる
もっと大量の消毒液を作る時は
バケツで直接作ります
☆5ℓのバケツで250倍希釈を作るとき
①バケツに原液をハイターキャップ
一杯(20ml)入れる
②水を5ℓ入れてよく混ぜる
こちらは濃い濃度の消毒液の
作り方です
(吐しゃ物の処理時など)
(2)25倍希釈、50倍希釈液
吐しゃ物の処理時は25倍か50倍希釈で
消毒します
☆500㎖のペットボトルで50倍希釈液を
作るとき
①500㎖のペットボトルに少し水を入れ
ハイターを約10cc入れる
(ペットボトルのキャップ約2杯
キッチンハイターキャップ約半分)
②水を加える
蓋をしっかり閉めてよく振って完成
☆2ℓのペットボトルで25倍希釈を
作るとき
①ハイターキャップ4杯(80ml)入れる
②水を2ℓまで入れて蓋をしてよく振る
☆5ℓをバケツで25倍希釈を作る時
①原液をハイターキャップ10杯(200ml)
入れる
②水を5ℓ入れてよく混ぜる
処理方法
①ペーパータオルで一方向から一か所に
集めて静かに拭き取る(水分を含んでいる
うちに処理する)
すべてを回収したら浸すように床を拭き取り
その後水拭きする
②捨てるときはハイター水を入れてから捨てる
注意点
・必ずゴム手袋、マスクをすること
・手や肌に直接触れないようにすること
・換気を十分にすること
・酸性と混ぜると有毒ガスが出るので絶対混ぜない
・作り置きができないのでその都度使い切る
(使うときに作るようにする)