義母が亡くなって、2週間がたちました。
あの日はとても暑い日
真っ青な空、夏雲、強い日差し
そんな日に、母は夫と、長男に手を握られ
私達の知らない旅に出掛けました。
あの日、みんなが号泣しました。
ただ1人、私だけは涙を薄っすらと浮かべる程度で
悲しんでるようには見えなかったと思います
そして、今頃になって私はしゃくり上がるほど
1人号泣しました。
病室の窓からのこの景色を1人眺め
ずっと涙を堪えて今日まできました。
1人残された祖父を可哀想に思い、いろいろ世話をし、心配をし、声をかけ、なるべく時間を作り祖父の面倒を見てきました。
私はいろんな意味で疲れてしまったのかもしれないけど
母の偉大さと、優しさ、強さを今更ながら思い知ったのかもしれません。
母は贅沢品を買わず、質素に生きた人でしたが、
趣味を生かし、全国いろんなところに出掛けてました。
苦労の中にこそある幸せをいつも大事にした人でした。
お母さん、私を実の娘と思い
優しさばかりじゃなく、時に強く突き放してくれた事、それが今になって1番の選択だったこと、
お礼も言えないまま…。
またくるね!
それが最後になりました。
お母さん、またね