宮島の鹿について
私の想いが強過ぎて、重くて、ずっと書けなかった事。
世界遺産の広島にある宮島は、我が家から数十分で行ける距離で、昔からよく出向く所。
あれは、いつだっただろう?
確か、10年前くらい前。
宮島の鹿達が、ガリガリに痩せ、急激に頭数が減ってきたのは。。。
そして大きな餌やり禁止の看板が立てられた。
それまで、宮島の鹿達は、島のシンボル的存在で、島全体のペットとして扱われていた歴史があります。
島民が残飯を「鹿桶」に入れて与えていた風習があったのです。
観光客向けに鹿せんべいも販売されていました。
どうして急に?
調べると、市の行政は「鹿は野生動物。山に戻しましょう。」
こんな事が記載されていました。
はっ? 何を今更?
増えすぎて、都合が悪くなったら、野生に戻すと?
宮島は、大きな島ではないので、鹿達が食べられる草は、山林を含めて、殆どありません。
ですから、それは餓死を意味します。
これは以前、宮島の鹿を守るNPO団体の方から直接、聞いた話です。
そもそもの歴史を辿ると、宮島に野生の鹿はおらず、奈良から厳島神社の神鹿(しんろく)として、宮島に移管したそうです。
神社側の都合で、鹿を解き放ち、島全体のペットとして扱われるようになったとか。
普通に山にいる鹿とは訳が違う。
人間の都合で、急にエサを絶たれ、急に野生に戻れと言われても、今までペット的な扱いを受けていた鹿が、生き延びる事はまず不可能に近い。
餓死をさせて、頭数を減らすのがどう考えても目的で、その市の政策に怒りを感じるんだ!!と。
私もその話を聞いて、一緒に怒りましたよ
その後、何度か餌やりも同行したし、衆議員の方を招いて、話し合いもさせてもらった事もあります。
ボランティアの方々は本当に素晴らしいです。
自分の時間とお金を惜しみなく、鹿達に与えていました。
だけどね…途中で気付いちゃったの
私を含めて、みんなが怒り続けてる事に
怒りのエネルギーを感じる事は、悪い事ではありません。
だけど、怒り続けるってのは、良くないよなぁー、と。
その怒りのエネルギーは、行政だけではなく、自分自身にも、そして鹿達にも向けられます。
愛おしい鹿に怒りエネルギーを送り続けるって、どうよ?と
ですから、私は怒りを感じるだけ感じて、一旦そのエネルギーをクリアにしました。
可愛い自分と、鹿の為に
その以降、宮島に行く時は、必ず鹿の餌を持参しています。
先月(だったかな?)Happyちゃんと宮島に行った時も、
「ゆっこちゃんの鹿の餌やりは、感動だわー」って言ってくれましたよ
別の日【フォト by わかさん】
個人で出来る事は、小さな事だけど、そんな人がたくさん増えたら、宮島の鹿達も救われます。
行政政策と言っても、法的効力はなく、餌やりをしても罰せられる事はありません。
しかも、この政策は廿日市市の意向であり、広島県の見解は違っています。
県職員の方は、是非、餌をあげて下さいとの返答を頂いています。
私の夢は…
人間・動物・植物が完全調和の生きれる世界で、私が生活する事。
動物や植物の為ではなく、私の為に
私が一番好きな世界だから
この想いにだけは、一滴の濁りもなく、純度100%
先ずは、身近な宮島の鹿達をなんとかしたい
エネルギーの事を理解している動物好きの人達とグループ作って、活動する事が、私の夢です
あー、私は人間として、そんな良い人ではありません
毒吐くし、人に親切でもないし
ただの動物好きな人間なだけですからー
みつろうさんの広島公演も、3週間をきってしまいましたー
皆様、是非宜しくお願いします
☆さとうみつろう音楽会 in 広島
8月11日(祝)
広島市南区文化センター
(広島市南区比治山本町16番27号)
開場 12時
開演 13時
料金 5,000円
※全席自由席
3才以下のお子様連れの場合、抱っこが可能な場合は無料
お子様でも、お席が必要な場合は、座席分の確保をお願い
※託児所は併設しておりません。
チケットのご購入はこちらから>>
https://ws.formzu.net/fgen/S41769479/
( 携帯電話専用 : https://ws.formzu.net/mfgen/S41769479/ )
イープラスでの発売は