がん告知よりもズシンと来たのは、自分の乳がんタイプが「トリプルネガティブ」とわかった時。
と言っても、それを聞いた瞬間はよくわかっていなかったのだけど。
がん研有明にお世話になることになり、改めて少し追加検査をしたのが3月14日。
まぁ初期なんじゃないか、ということで「ちゃちゃっとオペしてちゃちゃっと仕事に戻ろう!」と、めちゃくちゃ軽いイベント的ノリで過ごすこと2週間。
3月28日に再度がん研へ。オーソドックスな「ルミナールA」タイプ乳がんでしょう、との診断。
のはずが、帰宅後の夕暮れ時に主治医から電話あり「すみません、タイプがトリプルネガティブでした。」
ん?と言いますと…?
乳がんにも色々タイプがある、というのは当事者になってやっと理解したけど、この時まであまり身に染みてはいなかった。
よくよく聞けば、いわゆる「がんの顔つき」が悪い、元気なヤンキー特攻隊タイプの爆速乳がん💦
・オペはなるべく早くやりましょう
・まだ小さいからオペで基本的には取れるけど、再発・転移がしやすいから、(強制ではないが)抗がん剤→放射線までのフルコースがおススメ
・抗がん剤は先手必勝で、再発・転移後はあまり効かない
・抗がん剤はリンパ転移がなければ3ヶ月、転移あれは6ヶ月
・その後に20日くらい毎日放射線治療
えーっと……数字弱いけど、オペ入れたら最短でも半年、最長だとざっと10ヶ月はかかるってこと?
非常に穏やかで知的な主治医の先生が「抗がん剤をやるかどうかはご自身の選択ですが、やる方がおススメです」と、静かに2度3度繰り返して言った。
ちょっと頭が追いつかないので、一度電話を切り、3日後の再診までに決めることにした。
抗がん剤は、物質的な肉体システムを一度わざと壊しにかかるような薬。
それに耐えられない状態の人もいるかもしれない。そして、たぶん確実にハゲる🧑🏻🦲ハゲかぁ…😭仕事も長期休むことになるだろう……。
……でも、生命の底力は損なわれない根拠のない絶対的な自信が、私にはあるぞ。という気持ちがムクりと頭をもたげる。
生命力は肉体だけに宿るわけではない。精神や心もエネルギー体も合わせてのもの。圧倒的に自信がある。一時的にダメージはあれども、回復はできる。する。
むしろ、それより抗がん剤やらないで再発の不安と共に生きる方が、断然プラーナが減りそう💦
抗がん剤やれる。ぜんぜんやれる。
というか、やれることがあるならサッサとやって、最速でとっとと一抜けしたい。
がんとは言え、さすが私の細胞。困ったことに、持ち主に似た素早く動きまわる性質なら、うかうかしているヒマはない。
となると、目下の課題はお金。
たぶんセラピー仕事は抗がん剤中は体力的にできなくなる。いや、根性でいけるかもだが、自分自身そんな状態の人からは施術受けたくないよね😂
あと、たぶん今回の経験以降変えるべきなのは、そういう根性や力技でなんとかしようとするところ。
貯金はささやかながらあるのと、稼ぎがないのは仕方がないとして…。
治療費に加え、南青山アトリエが使われないのに家賃がただただ出ていくのは嫌すぎる。まだ先だけど、12月にはマンションの更新費用もかかる。嫌すぎる。
……ならば、選択肢はひとつ。
パートナー氏に電話し、状況を説明。
「とりあえず一晩考えるけど、抗がん剤やる方向になるから、南青山は引き払い鎌倉に身を寄せたい。」
「わかった。自分のしたいようにしたらいいよ。」
いやー!本当にありがとう!マジで感謝!😭
というわけで、一晩寝て起きたら非常に清々しい気持ちで「抗がん剤やる」が決断できていたのでした。
・トリプルネガティブというガンのタイプで、考えるより「速度」「先手必勝」が大事だった
・自分の体力や精神力に自信が持てた
・抗がん剤治療中の生活イメージができた
こうして、現状を正確に把握して、周囲のサポートを得ながらひとつずつ懸念事項をつぶしていったことが、「抗がん剤」という肉を切らせて骨を断つような治療に取り組む覚悟につながりました。
あとは「絶対こっち」という根拠のない確信も。
一気に短期間でケリをつけるほうが、自分の性格にも合っているし。
どんな選択であれ「納得がいく」かどうかが、生命の現場では大事なんだな。
さて、やると決めたらここからが現役セラピストの腕の見せどころ。
こんなに自分で人体実験できる機会もそうそうない。
西洋医療も自然療法も、全力でやる。
すぐに各種プロフェッショナルにコンタクトをとり、ここからは補完的に自然療法をフル活用する計画に入ります💪🏻
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