「皆さんの年金積立が株に注ぎ込まれ5兆円も大損さらに2兆円も」島津幸広衆議員IN焼津 | 深田ゆり子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「くらし・福祉を第一に、命を大切にする焼津市政へ」

島津さん 

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焼津駅 

参院選も後4日の7月6日

6月23日大雨の午前中、鈴木ちか候補者カーが焼津入りし、ずぶぬれになって、ちか候補と街頭宣伝に走ってから、ようやく比例候補者カーが焼津入りしました。

朝は小雨がパラリ、でもすぐ晴れ間が出てきて、日中は炎天下になりましたが
日本共産党の島津幸広衆議員が駆けつけてくれました。
貴重な比例候補者カーの宣伝日はこの1日だけ。
私と杉田議員も皆さんと一緒に焼津市内を掛けめぐり、

市民の方々から「頑張ってよ」「もう入れてきたよ」「ァベノミクスはダメだ」「戦争はぜったいやめてほしい」などの声援や、多くの方々から、車から手を振っていただき励まされました!。

島津幸広衆議員の街頭からの訴えをご紹介します。
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『お買い物途中の皆さん、ご近所の皆さん 日本共産党です。
私は日本共産党の衆議院議員 島津幸広です。
2014年の総選挙で、皆さんに日本共産党と書いていただいた、比例代表選挙で東海ブロックから国会に送っていただきました。

この総選挙で、日本共産党を躍進させていただいたおかげで、野党共闘を進めていく大きな力となりました。そして、今度の参議院選挙では、市民と野党の共同がさらに大きく広がり、選挙の全国の32ある1人区全てで、野党の統一候補が実現しました。

安倍政権が多くの皆さんの反対を押し切って強行した、安保法制に反対する、これを廃止を求める。そして憲法を守る政治を求める、この市民の皆さんの野党共闘、ここから始まりましたけれども、その後、この野党共闘の幅が随分と豊かに広がっているんです。

今度の選挙でも、「アベノミクスの格差と貧困を是正する」、あるいはTPPの強行や沖縄辺野古基地建設強行など、「国民の皆さんの声を聞かない」、「安倍政権の強行政治をやめさせる」。また、安倍政権のもとで、「憲法改悪は許さない」。こういうことも今度の選挙で野党の共通の公約となっています。

日本の政治を変える、この希望ある市民と野党の共同。これが今各地で、期待をどんどん広げています。こういうことで、今、安倍首相や自民党や公明党は、この野党共闘を分断するような様々な宣伝を始めています。

例えば皆さん、自民党・公明党など、この皆さんは、「共産党は自衛隊を憲法違反だと言っている、無責任じゃないか」こんな宣伝です。
確かに、私たち日本共産党は、日本の国の平和な外交・平和な地域づくりを進め、「遠い将来、多くの皆さんが衛隊がなくても安心だ」このようになった時には、この自衛隊の問題、解決したいと思っています。

しかし皆さん、今問われているのは、自衛隊をなくすかどうかではありません。この自衛隊の若い皆さんを海外の戦場に送って、文字通り「殺し殺される」、こういうことにしていいかどうかが、問われているんです。

自衛隊員の皆さんは、「日本の国を守る」こういう志で、そして、今度の熊本地震のように救援活動に一生懸命汗を流している。皆さん、こういう若い皆さんを戦場に送る、こんなことは絶対許してはなりません。

そして皆さん、安倍首相は今度の選挙が終わったら、いよいよ憲法そのものも変えると言っています。「アメリカと肩を並べて戦争する国にする」これが安倍首相の持論です。ですから、自民党の改正草案には憲法9条2項を削って、「自衛隊を国防軍にする」と書いてあるんです。

文字通り自衛隊が軍隊になって歯止めなく、アメリカと戦争に乗り出していく。こんな国に絶対してはなりません。

皆さん、今度の選挙は、こうした自民党や公明党、また安倍政権と一緒になって「憲法を変える」と言っているおおさか維新など、こういう政党・候補者の一票というのが、憲法を壊す一票になるんです。

日本共産党は、市民と野党の共闘を必ず成功させ、「安保法制の廃止」、そして「憲法9条をしっかり守る」平和な国づくりを進めるために、全力で頑張る決意です。皆さんの大きなご支援、今度の選挙でのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

さて皆さん、安倍首相は選挙になってこうした野党共闘へのケチをつける宣伝と共に、今やっているのは、「アベノミクスの自慢話」です。都合のいい数字を並べて如何にアベノミクスが成功しているか、こんなことを自慢しているわけですけれど、皆さんの暮らしはよくなっているんでしょうか。

また、地域の商店や中小業者の皆さん、商売がうまくいくようになったでしょうか。「そんなことはない」これは多くの皆さんの声です。安倍首相は給料が上がったと自慢しますが、実際には、働く皆さんの「実質賃金は5年連続でマイナス」減り続けているんです。

また、皆さんが毎日お買い物をする家計の消費・個人消費、これは日本の経済の一番の力、GDPの6割なんです。この肝心の家計の消費・個人消費は、2年連続でマイナスという、戦後初めての事態になっています。

今月発表された家計調査でも、相変わらず「消費支出」は減り続けています。皆さん、アベノミクスは、大きな企業を応援して儲けてもらう。そうすればその儲けがいずれ家計に回ってくる、こういう考えなんですけど、いつまで経ってもまわってこない。

そうして皆さん、この大きな企業を応援するために、アベノミクスの基では、株の値段をとにかく上げていく。ここが最重点にやっている仕事。しかしこのやり方が、イギリスのEUの問題で、世界経済が混乱した時に、この日本の株を上げるやり方、外国からもお金を集めて株を引き上げていく、皆さんのくらし・実体経済と離れたこの偽りの経済のもろさが、日本が一番大きな影響を受ける。大きな株が下がっていく、こういうことで、表れたわけです。

しかし皆さん、この事態の中で、実は皆さんが納めている「年金の積立金」が大変なことになっているんです。株が下がったら、それを引き上げるために公的資金が投入されていますが、皆さんが払った大事な「年金の積立金」が、ここに注ぎ込まれ、なんと5兆円も赤字」、大穴をあける。そしてさらに2兆円、大穴をあけているんじゃないか、こういう事態になっているんです。

皆さん、大事な年金の積立金を株に使うと言うのは、アメリカでもやってないこと。それを日本はやっていて、とりわけ安倍内閣になってから、この年金積立金、株に使う比率を2倍に増やしているんです。これだけでもアベノミクス、もうここできっぱりとストップ、やめさせなければならないんです。

私たち日本共産党は、このアベノミクスはきっぱりと中止をし、国民の皆さんのくらしを応援する、そして経済を立て直すために、今度の選挙では3つのチェンジ、3つの改革を訴えています。

1つめの改革、それは「税金の集め方」です。
アベノミクスで大儲けをしている大企業や一握りの大株主、ここには税金を軽くする制度が幾重にも。ですからトヨタ自動車などは5年間法人税を1円も払わない、こんな事態が生まれています。
この大企業に軽くしている税率、中小企業(税率は大企業の2倍)の皆さん並みに払ってもらうなら、ここで6兆円のあらたな税収が生まれます。一握りの富裕層・大株主、ここにもきちんと税金払ってもらえば、ここで3兆円の税収が生まれます。合わせて9兆円、そうしますと皆さん、消費税を10%に増税しなくても、社会保障を支える仕事ができます。

消費税の10%増税は、延期や先送りでなく、きっぱりと中止をします。税金の集め方をまず、このようにきり変えます。

そして2つめの改革は「税金の使い方」です。
税金は、社会保障・若者・子育て支援を優先していきます。年金が減らされています。減らない頼れる年金につくっていきます。そして皆さん、保育園に入れない「待機児童」の問題が深刻です。安心してお子さんを預けられる「認可保育所を30万人」の保育所を急いで作ります。

そして今日本の国は、世界一高い学費の国、学生の皆さんはもちろん、家計を切り詰めてお子さんを大学に通わせている、この皆さんのご苦労を解決するために、「大学の授業料は10年かけて半額」にし、そして世界では常識になっている返さなくていい奨学金、「給付型の奨学金」「3万円の奨学金」をつくります。

皆さんこのように、税金の使い方を切りかえていきます。

そして3つめの改革、3つめのチェンジは「働き方の改革」です。
今、自民党政治のもとで、正社員がどんどん派遣やパートに置き換えられています。アベノミクスのもとで、正社員は36万人も減りました。ですから、今日本で働く皆さんの3人に1人はこの非正規雇用。とりわけ、若い皆さんは2人1人が非正規雇用です。しかも給料が安いので、結婚が出来ない、こんな異常な国になっているんです。これをかえなければなりません。

労働者派遣法を抜本改正し、「正社員があたりまえ」の日本にします。そして、給料を引き上げていくために、最低賃金の引き上げが必要です。皆さん今「静岡県の最低賃金は時給783円」これを中小企業をおもいきって応援する中で、全国どこでも時給1000円。そして1500円を目指していきます。

8時間働けばそれできちんと生活できる、こういう日本の国をつくっていかなければなりません。税金の集め方、税金の使い方、そして働き方の改革、これをやれば皆さん、将来不安が少なくなりますから、今固くなっている皆さんの財布のひもも、もっとゆるめていただく。そうすれば消費が増え、地域の経済が元気になり、税収も増えていく。経済を好循環で回していくことができるんです。

日本共産党は、政治をゆがめる企業団体献金を1円も受け取っていない政党です。もちろん憲法違反の政党助成金も受け取りません。こういう政党ですから、「政治と金」は無縁・清潔な党であると同時に、こうした3つの改革、こういう改革を誰にもどこにも遠慮することなく、どうどうと訴え、そして実行できる政党なんです。

皆さん、今度の参議院選挙は、
平和の問題、くらしの問題、どの問題をとっても日本の行方に立った歴史的な選挙となります。日本共産党は、この選挙で市民と野党の共闘、この成功のために全国32の野党統一候補、1人区の野党統一候補勝利のために、あらゆる力を尽くして頑張っています。

そして、政党を選ぶ比例代表選挙。
選挙区でも静岡のように定数2以上複数区では、野党が競い合って自民や公明など少数に追い込んでいこう。これが野党共闘の合意、確認事項です。ですから、比例代表選挙では、ぜひとも皆さんのご支援、日本共産党に寄せていただいて、支持の輪を大きく広げて下さい。焼津を活動地域にしている武田良介さんを始め、9人の比例代表の議席、これ、私たちの目標です。

大接戦になっている比例代表選挙では、ぜひとも日本共産党に。
そして、定数2の静岡選挙区。この2つの議席、憲法を変えると言っている、また皆さんの大切な年金制度を取り崩す、こういう自民党には議席を渡すわけにはいきません。静岡選挙区は、ぜひともこれまでの立場の違い、党派の違いを超えて、日本共産党の鈴木ちか、鈴木ちか候補にお寄せいただいて、なんとしても国会に送り出してください。
皆さんの大きなご支援、重ねてお願い申し上げまして、私のこれまでのお話しとさせていただきます。』

                   日本共産党:島津幸広 衆議院議員 焼津市内街頭演説より
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