焼津から大型バスで出発した日本共産党演説会
行きは議会報告をさせていただきました。
45分程で会場に着くと
1～3階は既に満席なので、
私は4階の席へ。
舞台を上から見おろす感じでしたが5階にもまだ人が❗️
そして
会場はクーラーが効いていたようですが熱気が伝わってくる感じ。
席に着くと程なく始まり
冒頭
学生さんから
「野党共闘が最終目標じゃない」
菊川市の元市議から
「自民党やめて共産党に入った」
裾野市のママの会から
「十分過ぎる程絶望を味わってきた、欲しいのは希望」など、勇気が溢れるスピーチ❗️
続いてメッセージ～～
川根本町町長から
「川根本町で生まれ育った（予定）候補（鈴木ちかさんのこと）‥戦争当時一軒だけB29に焼かれた。家に居たら今の自分はいない、憲法は守らなければ。世のため、人のため、川根本町のために頑張って欲しい」
湖西市長から、候補者を降ろす英断への評価や原発再稼働問題と地震被害についてメッセージ。
次に
鈴木ちか 参議院静岡選挙区予定候補～～
「ギュッと握りしめて生まれた我が子、子どもたちに他国の子を殺させていいのか、安保法制廃止を。
アベノミクス経済で格差と貧困広がった。格差と貧困なくしていくために8時間働けば生活できるように、前に進めよう。
福島の今の現状からも浜岡原発再稼働認めない、再生可能エネルギーを30年で40%に引き上げ、原発ゼロをつくっていこう‥」
たけだ良介 参議院比例予定候補～～
「6歳と4歳と1歳の父親です。6歳の息子が今年小学校に入学した。午後は児童館に通い頑張っている。子どもが頑張っている、自分も頑張らなくては。
沖縄の女性の遺体遺棄事件に怒り。沖縄に米軍基地が居座り続けているからだ。米軍基地こそなくすべきだ‥」
それぞれ
若々しくて、はつらつとした訴え❗️
しかも命とくらしを守る筋が通った訴えに、会場全体が元気を貰った感じではなかったでしょうか。
そして
志位和夫委員長の演説
私は内容を書きとめようと、必死でメモ魔に。
以下メモより～志位和夫委員長演説の概要～～
5野党合意の
野党共闘と安倍政権打倒で32の1人区は31で統一に❗️
残る佐賀県も準備を進めている。ここまで前進できたのは嬉しい想定外。（笑）
香川県では民進党が候補者を降ろし、日本共産党の田辺けんいちさんに、生活の党が推薦、社民党が支持
スタートラインに立った。
野党共闘について、谷垣さんは「民進党と共産党の連携に失望した」と言っていますが、国民にとっては「希望」です。
ダブル選挙は邪道です。でも邪道を邪道と思わないのが安倍政権‥ダブル選挙となれば、衆参まとめて少数に追い込もう。（拍手）
共産党は850万以上で9名の必勝を勝ちとりたい、今回野党共闘で「感謝をします」と言われた。（笑）今まで独善的とか力がないと言われたが‥今度は違う。
自民公明プラス補完勢力✖️4野党プラス市民だ。
相手も共産党が政権を脅かす一番の脅威だと言うことを知っている。
今度の選挙は三つの旗を高く掲げている
一つは、
憲法違反の戦争法はきっぱり廃止。特に集団的自衛権は国や国民を守ることは入っていない。高村さんは「北朝鮮は話し合いが出来ない、抑止力があってこそ」と言うが、対北朝鮮でなぜ集団的自衛権か❓
集団的自衛権は、日本に武力行使していないのに先制攻撃するもので、相手国に大義名分を与え進んで国民を危機にするもの。
外交努力こそ必要で、6ヶ国協議の再開をすべき。
旗印の二は
「立憲主義を取り戻す」
政治は憲法の枠の中でおこなうことです。
9条の基では集団的自衛権はやってはいけない。
53条放送局の電波について大臣が圧力、首相官邸は擁護し国民の共有財産まで脅かしている。
安倍首相は（自分のことを）
「立法府の責任」と国会で答弁。勘違いしたようだと言ったが何度も言っていた これでは独裁者だ。独裁者にはお引き取り願いたい。（拍手）
（三権分立だから、首相は行政府の長で、立法府の長は議長です）
自公は野党共闘を「野合」と言うが、辞書には「密かに結びつく‥」など、艶っぽい事が書かれている（笑）
私たちは
「立憲主義を取り戻す」と言う大儀の基に、あれこれの問題は置き、国の土台を再建する。個人として尊重、個人を擁護する政治にしたい。（拍手）
第三の旗印は
安倍政権は憲法を変えたいと言っているが
自民党の改憲案を許していいのか
9条2項を削除し、国防軍を位置付けている。
緊急事態条項と言うのがあるが、これは内閣総理大臣が独断で決められる。基本的人権を制約するものだ。
（現在の憲法は権力をしばるもの）憲法によって国民をしばるもので、独裁で戦争をするものだ。
憲法は70年間変えなかった。変える必要がなかったってこと。軍備を持たない事は日本の宝ではないでしょうか。（拍手）
憲法は30条にわたる人権、生存権、働く権利があり、先進国ではピカイチ。188ヶ国中、日本は19項目も入っている。
憲法をないがしろにする政治こそ、変えるべきではないでしょうか。（拍手）
国の政治全体に目を向けると
安倍政権の政策は全部破綻してきた。
くらしと経済はどうか？
アベノミクスでトリクルダウンがおこり、企業が世界一活躍出来る国になると言っていた。
しかし、待てど、待てど、まわって来ない。（笑）
大企業は300兆円を超す内部留保‥働く人の賃金はピーク時より70万円も下がった。
安倍首相は足元の雇用と所得は改善していると言ったが、足腰が弱っているのではないか。
個人消費は2年連続マイナス。これは戦後初めてのこと。
昨夜安倍首相は、消費税10%増税を2年半先送りすると言った。アベノミクスの破綻、消費税増税のせいなのに、世界経済に転化し、しがみついている。（笑）
サミットで「2008年リーマンショックの前の状況に似ている」と言ったが、首脳宣言には世界経済の回復は続いていると明記された（TVではイギリス、ドイツ、フランスの首相が安倍首相の認識と違うことを記者団に発言）。
リーマンショックの時は一年後には回復した。アベノミクスの反省もなく、破綻した経済にしがみつくのは厚顔無恥である。退陣を強く求める。（拍手）
次に
3つのチェンジを訴えたい。
１つは、税金の集め方
消費税増税は先送りでなく、きっちり断念せよ。
トヨタは年間3兆円も儲かっている。5年間法人税がゼロだった。（今はいくらか払っている）
今は安倍政権の優遇税制で年間5500億円も。
保育園の待機児童が30万人、その分の保育園つくるのに5000億円。優遇税制をやめ保育園をつくろう。（拍手）
２つめは税金の使い方
社会保障や若者、子育てに使う
国健康保険料を軽減
大学の学費を半分に、10年間で月額3万円の返済無しの給付70万人に。大学で1000万円掛かると言われるが、未来を担う若者にこそ投資を。（拍手）
保育園に落ちない日本にしよう（拍手）
3つめは
働き方の問題
長時間労働を是正し、残業代ゼロ、過労死を無くそう。労働基準法の改正こそ必要。
安倍首相は急に、同一労働同一賃金を言っているが、派遣法を大改悪した。これまで1～3年で正社員のルールだったのが、永久に派遣出来るようにしてしまった。これでは今に正社員がいなくなってしまう。雇用のルールの強化こそ必要。
まず時給を1000円とし1500円を目指します。
これでは失業者が増えてしまうと言うが、アメリカでは日給15ドル（1,800円）で、最低賃金が上がったら、カリフォルニアやニューヨークも上げた。日本もアメリカの労働賃金を見習おう。（拍手）
この3つのチェンジ、くらし応援は
財界応援の自民党では出来ない。
財界から一円ももらっていない
94年の共産党こそ❗️（拍手）
相手も出す気をしない。（笑）
原発再稼働問題
シンポジウムに参加した。今なお9割の人が帰れない。
再稼働反対5～6割、原発ゼロの日本を共産党と一緒につくろう。（拍手）
沖縄米軍属の女性遺体遺棄事件
米軍基地がある限りだ。再発防止、綱紀粛正と何百回と言ってきたではないか。
沖縄県議会の海兵隊撤退の決議では、公明党は賛成、自民党は退席した。
1955年の6歳の子がレイプされ浜に捨てられた事件‥1959年‥1965年‥1995年‥そして今度の事件。
基地のない沖縄をつくっていこう。（拍手）
なぜ日本共産党か？
１つは
安倍政権に確かな足場を持ってぶれずに対峙し、展望を持ってる。
日米安保条約をやめることは内外の抵抗があり、確固たる決意が必要だが、党の綱領に書いてある。（拍手）
２つは
国民の力、野党の力と共同の中で政治を変える。
2015年9月19日（戦争法強行採決した日）
国民連合政府をつくろう、選挙協力をやろうと提案。
日本の政治があぶない
非常事態である
そうしたことから、これまでと同じではいけない。共産党も変わらなくてはいけない。そして野党と市民の共闘に貢献。
野党共闘を前に進めることができたのも、2013年参議院選、2014年総選挙で躍進できたからだ。（拍手）
もっともっと大きく伸ばして、責任ある政治を本気で、それを実行する勢力が必要。
打倒というからには責任ある政権構想が必要。どういう政権をつくるか？
総選挙になったら、民進党単独過半数は出来ない、共産党との連立はやらないのか？の意見もある。
伸ばしに伸ばしていただき、新しい政府をつくっていこう。（拍手）
投票日まで後1ヶ月半となった
鈴木ちかさん必勝へ
絶大な力を
静岡から
大きな躍進の波をつくっていきましょう❗️（拍手 拍手）
～～～～
帰りのバスの中では
「ちかさんの顔を初めて見た、思い通りの人だ。たいしたものだ」
「ちかさん『らしく』なってきたなぁ」
「筋が通っていて芯がしっかりしている。二人とも国会に行ってもらいたい」
「川根本町町長のメッセージが良かった」
「志位さんの話が分かりやすかった」
「元気をもらった」
「集団的自衛権のことがよくわかった」
「若い人たち凄いなぁ、今度の選挙は是非勝ちたい」
「長年頑張ってきた成果だ。明るい展望が見えてきた。野党共闘が実現し、頑張りがいがある」
「今若い人たちが候補者やって頑張っている。長い間負けに負け続けてきたが、くさらずに頑張ってきた。そういう時代を乗り越え切り開いたんだなぁと思う。若い人もそうでない人も共に頑張りましょう」
などなど
帰りのバスの中は、感想がいっぱい❗️
バスで行くと皆んなの感想も聞けていいですね(*^o^*)。