昨日(3月23日)2月議会の本会議最終日
各常任委員長から議案審査の結果報告がなされ
その後
「新庁舎建設基本計画策定事業費」332万7千円をゼロ円にする修正動議が
市民派議員団と無会派2名から提案されました。
私は、杉崎議員の提案理由から、疑問に感じたことで、急きょ質疑に立ちました。
(質疑は私1人でした)
①なぜ、発議案として(締切は3月7日)提案しなかったのか
(発議案として修正案を提案すれば、常任委員会で議論が十分できるのに)
②「(新庁舎の建設場所は)ほかの場所があきらかにいい」とは、どこを指すのか
③先進地視察予算もなぜ削除するのか
その答えは
①常任委員長の報告を聞いてから。本会議でも同じくできる
②ゼロとは言っていない、7つ(現在地を抜く)。決めるのでしたら住民投票で
③現在地に建てると言われたので
その後討論では、
動議に賛成の立場から、秋山議員、岡田議員の2名
反対の立場からは、松本議員、私の2名が行いました。
修正動議の結果は、反対15 賛成5 で否決
下の文章は、私の反対討論です(クリックしていただきますと拡大でご覧いただけます)
続いて
全議案に対する討論が行われ
日本共産党議員団は、46議案中10議案に反対し
党議員団を代表して、杉田議員が反対討論を行いました。
以下、杉田議員の反対討論の概要です。
(一般会計)
●命を脅かす安倍政権の危険な道に、市長はしっかり意見をあげるべき。
●自治体間で納税競争させる「ふるさと納税」の問題点を指摘。
●大井川地区への都市計画税は凍結すべき。
●新庁舎建設計画は幅広い階層の市民の意見を聞き受けとめ、再度のアンケートを行い、慎重に取り組むべき。
●被爆地への中学生平和使節団の感想文を広報臨時号で特集を。
●小規模保育事業所任せでなく認可保育園増やし待機児童対策すべき。
●年末年始、6日間空く可燃ごみの収集は見直しすべき。
●県下1少ない正規職員数は過重労働、培ってきたノウハウも伝承できない。臨時職員の正職員化をすべき。
(国保会計・H27年度補正予算・条例一部改正)
2年連続の最高限度額の値上げに反対。(85万円に)
藤枝市より6千円高い国保税は、2重払いと言われている「資産割」、家族が多いほど過酷な「均等割」を見直し値下げすべき
(後期高齢者会計)
H28,29年度一人当たり1,201円の値上げに反対
(水道会計)
焼津市には地下水が豊富にある。4億8千万円もの無駄遣いの大井川広域水道企業団(ダムの水)への支出はやめるべき。
22億6千万円の現金預金は水道料金の値下げに使い市民のくらしを守ること。
(H27年度補正予算)
マイナンバー関連で、システム設計や開発及び管理運営費・新たなネットワークの構築・地方自治体のシステム改修費用、セキリュティ対策等に反対。プライバシー権・人格権が違法に侵害される可能性が大きい。この制度は廃止すべき。
(議員報酬・特別職の給与の一部改正)
議員報酬(21名62万千円)、特別職(市長約10万円、副市長8万円×2、病院管理者8万円)、合わせて、市長・副市長の退職金(3,141万1,200円)をやめ、臨時職員の賃金アップや待遇改善に使うべき
採決では、全議案:賛成多数で可決。
また
「若者も高齢者も安心できる公的年金制度の実現を求める意見書の提出を願う請願」は、十分な調査と慎重な判断を要するということから、「継続審査」に
「精神障害者に対する他障害者並み交通運賃割引を求める意見書案」と、「地方公会計の整備促進に係る意見書案」が全会一致採択
そうそう
2月議会より、広報特別委員会が任意から正式な特別委員会となり、私が引き続き委員長を務めさせていただくこととなりました。
以上で、2月定例議会が終了しました。
今回も、沢山の議案に対し、市民のくらし・福祉を守り、「市民が主人公」の市政にしていくため、積極的に発言・提案し取り組んできました。
引き続き
皆さんから切実な願い実現のために頑張ります!