9月議会終了~反対討論・請願採決について | 深田ゆり子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「くらし・福祉を第一に、命を大切にする焼津市政へ」

9月議会終了~

各常任委員長による議案審査の結果報告の後

私は日本共産党議員団を代表し...
20議案中7議案に対する反対討論をおこないました。

冒頭
●安倍自公政権の戦争法強行採決は認められない、焼津市内の運動、それに背を向けるかのような、議会での市長答弁拒否、審議不十分な請願審査を批判し、
国の土台に関わる問題として、思想・信条・党派を超え、廃止に向けて力を合わせることを呼びかけました。

そして、
●一般会計では、
子どもの医療費無料化中学生への拡大・特養ホームの増設などの福祉充実、地方債残高現は評価しつつ、

アベノミクスと消費税8%増税のアメである緊急経済対策の矛盾、中小・小規模事業者の深刻な状況、税収を補うかのような大井川地区の都市計画税導入に反対!

●歳入歳出決算の結果24億円の黒字で、そのうち2億円が財政調整基金(なんにでも使えるためこみ金)に積み立てられ、基金総額は56億円も!

このほんの一部を使えば
子どもの医療費無料化を高校生まで、65歳以上の方に無料のバス券・タクシー券の支給ができるはず!と訴えました。

また、
●自衛隊法施行令により、市が18歳の子どもに自衛官募集のための情報提供を防衛相にしていることを批判!

全国で3分の1の自治体が防衛相に対する適齢者情報を拒否しています。戦争法で自衛隊員の若い血が流される、

自衛官募集ダイレクトメールは市民の不安・怒りを大きくしています。情報提供を求められても、拒否すべきです。

●県下で2番目に少ない正規職員数も問題!
税の滞納対策を強めよって言っても、正規職員1人当たり、対象者は500人も!

教育委員会は正規120人に対し臨時は368人、技能労務職も正規53人に対し、臨時は168人と、正規は3分の1しかいません。

この体制でどうして、丁寧な仕事ができるのか。

臨時職員は不安定雇用、ローンも組めません
しかも臨時職員の86%が女性ですから、男女共同参画社会にも逆行しています。

現業部門の民間委託化の撤回、臨時職員の正規職員化、正規職員1637人の定数より少ない実数1442人の改善を求めました

●介護保険特別会計では
3年前、第5期介護保険事業計画策定で、

特養ホームの増設や介護保険料の所得段階を7段階から9段階に拡充したことは評価しましたが、65歳以上の介護保険料の値上げ、過大な見込みを批判していました。

今回は3年間の総括

やっぱり、過大な見込みで大幅な黒字、基金は5億4千万円にも!
保険給付費の見込みを103%と、2%低くしたら、介護保険料を値上げすることもなかったのです。

庶民生活を送っておられる高齢者は、年金は下がる、消費税は上がる物価は上がるなかで、食費を削り通院を削り大変な思いをしてくらすなかで、介護保険料を納めているのです。

会計年度の途中でも、市独自に上乗せ、横だしサービスをすべきです。

●続いて
後期高齢者医療事業会計、水道会計、病院事業会計、マイナンバー制度に関連する条例案について、述べました。

長くなるので
続きは後日書きますね。

~~~

反対討論の時間は31分で
原稿用紙だと、22枚になってしまいました~(汗)

で、

ある議員から
随分気持ちよく反対討論してたねって、言われましたけど

今回は原稿を読みながら、議員の皆さんの顔を時々見ました。

どんな、顔をして聞いているのか?

ヤジがきたら反論する心構えも持って~

でも、

ヤジはなかったです。

反対討論終了後

何人かの人から
凄い勢いの反対討論だったね、と。

(汗)

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そして、
最後に
安保法制反対の請願審査の委員長報告の後

原案に対する起立採決が行われ

5名の議員が賛成 起立しました(20人中)

結果は賛成少数否決ですが、

すがすがしい気持ちでした。

そして

もっと、もっと、世論を広げ、

11月議会でも頑張りたい!と心に誓ったのでした。