今年度から県内の小中学校給食のパン・麺に「国産小麦100%」!食の安全守ってTPP参加ノー | 深田ゆり子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「くらし・福祉を第一に、命を大切にする焼津市政へ」

菜の花

                        【 旧大井川町で見つけた菜の花】

こんばんは!

新聞報道にありましたが、

県内の小中学校.特別支援学校の給食のパンと麺に「国産小麦」が100%使われることになりました!

とっても嬉しいです~^^

ある、先生は、「20年前から要望していたのよ」

私も学校給食組合議会(旧)や市議会で、新婦人のお母さん方と何度も学校給食センターの見学・試食に行って、安全な食のために要望してきました。
例えば
①個別のアルミパックご飯でなく、炊飯器で炊いたご飯でよそって食べられるように改善を

②地産地消を進め焼津の特産魚料理を多く取り入れて

③国産小麦100%の実施を

④栄養士さんによる食育指導を増やして

⑤学校給食食材の放射性物質検査の実施を

⑥月1~2回のデザートの回数を増やして

⑦調理はセンター方式(現在約1万2千食)から各学校で調理する自校方式へ

などなど改善を求めてきました。

今回の国産小麦100%で①~⑥まで改善することができました!!
(①は、飯缶方式での混ぜご飯などが一部登場!)

焼津学校給食センターは昭和59年に開設
当時は、2万食をいっぺんに作るのは教育上よくないと、反対運動があったそうです。
でも、押し切られてしまったそうです。

現在は1万2千食に減少しましたが、建物も30年が経過しています。
改めて、学校給食は自校方式へ転換を!
要求していきたいと思います。

自校方式は、各学校に栄養士さんが1名配置され栄養指導が丁寧にできます
調理師さんの雇用拡大になります
市内全児童生徒の集団食中毒を防ぐことが出来ます

子どもたちにとっては、
時間ごとに調理室からの変わる匂いに、食欲が増します
私が小学校の特は自校方式で下から、いい匂いにひきつられて
よくおかわりもしたものでした。

また、地震の際、避難場所の食事作りの場として活用できます。
引き続き、食育と防災対策の観点からも要求していきたいと思います。

食育と言えば、安全な食べ物について
「モンサントの不自然な食べもの」という映画(DVD)を観てみました
監督:マリー=モニク・ロバン

この映画は、世界最大の利益を誇る、米国の多国籍企業「モンサント」の実態を描いたドキュメンタリ―です。

会社の除草剤や遺伝子組み換え作物の種について、会社は「安全」と。

インドでは
種会社はモンサントだけとなってしまい、借金をして種(通常の4倍)を買い、除草剤は必要がないと言われたが不作で、1日に3人も自殺をしている
裁判に訴えたくとも、お金がないのでできない・・

南米のアルゼンチン・ブラジル・パラグアイ等は正式にモンサントの種を許可
農家の子どもたちは体調不良に・・
生活が厳しい国々の人たちが犠牲に。

欧州・カナダでは禁止!
遺伝子組み換えのジャガイモを食べたラットの細胞分裂が異常をきたし、がん細胞に変化、10数年後にはガンを発生する危険性を研究者が発表
でも、その研究所はモンサントから資金提供を受けていたので、閉鎖され、研究者は解雇に・・・

企業の利益最優先のために、企業と政府と学者の癒着の恐ろしい実態がそこにあり、背筋が凍る様な映画でした。


2015年3月23日には、世界保健機関(WTO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC)は、モンサントの「ラウンドアップ」と言う除草剤の主成分である「グリホサート」について、発がん性の恐れがあると、研究報告書を公表しました

しかし、モンサントは「グリホサートは安全だ」と、猛反発しています。

「原発は、世界一厳しい新基準にのっとっているから安全だ」と言っている人たちを連想させられました。

あるお母さんは
「安全な野菜を食べたいから、無農薬で家庭菜園をしている、でもモンサントの種しか買えないようになってしまったらお手上げ、どうしようもできない・・・」と。

みんなで
日本の農業と食の安全について学び合い、TPP参加は絶対やめさせましょう~!


れんげ畑

                   【 旧大井川町で見つけたれんげ畑 】