一昨日TSUTAYAへ行った時に
気になる作品があったので
レンタルしてみました


坂の途中の家。



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見たことありますか⁉︎


私はこの作品を見て
全6話の最終回で泣きました。



生後8ヶ月の我が子を殺めてしまった被告である母親の
裁判員裁判に選ばれた、ドラマの中で一般の主婦役を演じている柴咲コウさんが主演のドラマです。


ネタバレになってしまうかもしれないので
これから見よう!!
って思っている方はここから先閉じてもらった方が良いかもしれません💦



私が今までしてきた12年間の子育てで
何が1番大変だったかって

子供2人が生後間もない頃から半年くらいまでの間
何で泣いているのか分からない時期。
そして、何を試してみても永遠と泣き叫ばれた途方もない時間
娘の反抗期
今のところ、大きくはこの2つかな、、、

思い出せばもっと他にもあったかもしれないけど
とにかく記憶に濃いのはこの2点です。

娘の反抗期も大変だったけど

子供がまだ赤ちゃんで乳幼児期の大泣き…
あの泣き声の大変さに勝る事は今のところまだ無いです。


12年前…
娘を産んだ時病室で
底知れぬ可愛さに満たされて
この世で経験する初めての愛に出会えた気がして
とても幸せだったのを今でもよく
覚えています。
そしてその愛情は今でも変わらないです。


出産から退院してきて2週間くらいは
まだ気が張っていて家事も育児もそれなりに頑張れていたんだけど
出産から1ヶ月近くになる頃には、よく泣く娘に凄い悩まされるようになっていて、すごい疲れてて…その頃まだママ友も1人もいなかったから気軽に大変なのって喋れる相手もいなくて
なんとなく一人ぼっち…って感じが突然強く頭を巡るようになり

お昼に出勤して行くパパの背中を見送りながら

行かないで…
私を1人にしないで…

って心で毎日思ってました。

でもなぜか…
それを口に出して言えなかった。
1度も言えなかった。

私は大家族育ちで
自分が出産するまでに沢山の姪っ子や甥っ子のお世話も手伝ってきてたから
周りはみんなできるだろう!
私に安心しきっていたし
そう思ってるだろうなって私自身勝手に思っていたから、自ら本音を言えなくてすごく苦しかった。

母が近くに住んでいたから
毎日お風呂のお手伝いとかにきてくれて
母が来てくれてる間に娘をみててもらって、私は1人で近場のスーパーへ行って
夕飯の材料を買ったりする、そんな事が本当にいい気晴らしになったし、もう空気も世界も家とは全く違う感じがしてた。

そして
夕方帰って行く母を見送りながら

今までと何も変わらない生活に戻っていくのが、とても羨ましく思えて
自分は赤ちゃんに凄い縛られてるような気がしちゃって…
ホントに余裕がなかった。

ご飯食べるのも家事をするのも、一息つくのも、テレビを見れるのも、お風呂に入るのも、トイレへ行くのさえ
1日の全てを、赤ちゃんのタイミング見ながらじゃないとできなかった。

あんまり人付き合いも上手くなくて
それまで深く何でも喋れる友人もいなかったから
あの頃抱えてた悩みって、どう解決していたのか…もう全然全く覚えてないけど
初めての子はとにかく大変だった。

泣くか?
泣きそうか?
泣いたかーーー(;´д`)

って、赤ちゃんの表情に
もうビクビクしてた時もあったな。


ブログのタイトルに
子育ての辛さと書きましたが
その辛さっていうのは私にとって、子供を育てる事への辛さではなく子育ての悩みを誰にも話せなかったって事の辛さです
この辛さの部分はお母さんによってそれぞれいろいろあると思います

その部分が
このドラマの中身によく似ていて
子育てをする環境に追い詰められていった被告人の気持は本人も辛くて大変だったんだろうな…とさえ思った。
言葉にすると短くて表現が乏しくなっちゃうけど…


いや、私だけじゃなくて
子育てをしているママさんなら、きっと8割はその大変だった気持ちに寄り添えると思う。
だからと言って自分の子を殺めてしまうのは、もちろん許されることではないけど。


息子を産んだ時には
ホルモンバランスが大きく崩れてしまったのか?私は産後鬱になりました。
自分で決めたわけじゃないです

息子を産んだ産院では
生後1ヶ月検診の時に 
産後鬱チェックも調べてくれるんです💡

そのチェックで9点以上なら産後鬱の仲間入り
私は9点でした。
自分でもその結果に驚いて
まさか自分が!!って思ったし
そんなの認めたくない!って思う強気な自分もいて…
だけど心のどこかで、自分が産後鬱という症状にかかっていたことを知ったことで、それまでの毎日の晴れない気持ちが一体何なのかを解決できた気がしてホッとしてた。


息子を産んだ時は
同じ産院で仲良くなれたママさんが3人いたから
みんなにすぐLINEして訊いたら
みんなはそのチェック0点で、全く産後鬱の症状は無かったと知り、恥ずかしくなって、それ以上は何も話せなくなった。


息子の時の産後鬱症状は3ヶ月間くらいの間だったかな?

朝起きて外が明るい昼間は全然元気で気持ちも良かったんだけど
夕方、日が沈むのと同時に夜にかけてどんどん気持ちが落ちていって
とにかく何もやりたくなくて動きたくなくて…
それが毎日ずっと続きました。
朝目が覚めるのが怖くなっていって、気持ちが沈んでく夜を迎える日々が嫌でたまらなかった。


でもそんな自分の変化を自分だけかなと思っていて
だから誰にも知られたくなくて
やっぱりこの時も誰にも話せずにいたんだけど

ある日本当に行き詰まって
ちょーど同じくらいの時に出産してたお友達に
思い切って、でも軽めに
『私産後鬱になっちゃったかも』
って相談を持ちかけてみたの。

そしたらその友達が

『ゆりちゃん、実は私もなの!』

って
教えてくれて

その言葉を聞いた時は
もう本当に救われた気持ちになって、仲間ができた気がして


それからはその友達と頻繁にお互いの状況とか子育ての大変な事、自分の気持ちとかを話しあって一緒に乗り越えたの。

それから
半年違いにはなるけど
その頃沼っちも百ちゃんを妊娠し出産していて、お互い赤ちゃんを育てるママとして本当に良い相談相手になってくれてたな‼︎

あの時に
その友達や沼っちがいてくれて
本当に救われた😢
2人がいてくれたお陰で、その鬱症状も長引く事なく終わったから

子供は可愛いんだよ
その事は産まれた時の感動とずっと同じで変わらない
でも、子育てってやっぱり大変


今は子育てに悩むことも特になくて、
時々イラっとするくらいだけど!笑


今なんてもう、それこそ仲良いママ友がいっぱいできたから
子育てを愚痴りまくる時も普通にあるし、普通にその大変さを話せるようになった


ママ友なんていなくていい


って思える強いママさんもいると思うけど
私の子育ては、同じ大変さや辛さ、気持ちの変化を共有できるママ友がいてくれた事はホントに大きかった


旦那さんも一緒にいて
家事や育児を凄い手伝ってくれたけど
やっぱり同じママ同士でしか分かり合えないと言ったらパパに失礼だけど
もっと違う表現をしたいんだけど言葉がわからない💦
その頃のパパにはもちろん感謝しているし手伝ってくれる事が本当にありがたかった‼︎


でも子育てって
やっぱり基本はママ
その立場を1番理解してわかってくれるのはやっぱり同じママ同士なんだよね。

旦那さんにも言えない事を
なぜかママ友には話せるとか
あるあるだと思う!!

もう全部
今だから言えた事😂

自分の経験を生かして
娘の子供や、息子の子供が産まれたら
娘や息子の奥さんに、この話しをしようと思っています💡
誰もが同じような悩みを抱えるって。
だからもし自分がその悩みをもったら、周りの人に助けてもらおう‼︎ってね😌


でも子育ては楽しいし愛おしいし沢山幸せを子供からもらう。
子育ての基本はそこにあるから、これからもそこを大事にしながらこれからまだまだくる反抗期と戦います😂笑



長文失礼しました(><)