プロパイロット2 で420キロドライブ | すずめ日記

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プロパイロット2 で420キロドライブ:

さて、新幹線も止まるような大雨の中、ワケあって、富士山から新潟までアリアで行ってみた。ネットにはいろんな動画が出てはいるものの、本当に使ったらどうなるか書かれてるブログとか見当たらなかったので、ちょい、レポート。

 


台風に刺激されたっていう大雨。
雨雲レーダーでみると真っ赤っていう大きな降水帯のど真ん中を横切っての北上。
プロパイロット2どころか、リーフと同じプロパイロット1さえ有効にならないっていうチャレンジングなドライブだった。
 

 

 

 

● プロパイロット2の操作

 

まず、ハンドル右手の丸いマークを押す。
そして、その隣の小さい四角いボタンを下にちょこっとスライド。コレがプロパイロットの開始操作。

 

 

すると、まずヘッドアップディスプレイの速度表示の下にプロパイロットの表示が出る。ハンドルマークと前の車の状態。時々車線の指示。(表示の映像を虚像で投影してるんだろう)

 

 

 

プロパイロット1搭載のリーフでは、ハンドル右のプロパイロットスイッチを押すと、メインディスプレイにそれが受け入れられたかどうか表示されるんだけど、もちろん前の道路を見ながらだとディスプレイは見えない。で、視野の下の方でなんか動いたら、受け入れだと思っていた。。。。が、アリアはフロントガラスに表示のディスプレイが出るので視線も焦点も前の道路からはずさなくても良い。コレは便利。すごく便利!

 


さらに、フロントガラスには、前の車しか表示されないけど、メインパネルには左右と合わせて3車線の車の状態が表示されている。これは安心。ちゃんと、周囲の車を認知してくれてるのを確認できるんだから。
で、基本操作として、自分の走りたい速度をスライドボタンで入れていく。上にスライドすると5キロ速く、下にスライドすると遅くなる。この速度を最高として、前の車を追随したり、自分が先頭になった時は、その速度で走る。
ちなみに、リーフでやってみると、この速度、115キロまでしか上げられなかった(新東名は120キロなんだけど) 

 

 


こういうのが、プロパイロット1はグリーンのハンドルマーク。プロパイロット2はブルーのハンドルマークで表現される。(正確にはプロパイロット2のグリーン状態とブルー状態なんだろうけど)グリーンのハンドルマークには手が添えられ、ブルーには手が無い。要するに、プロパイロット2ブルーは手放し運転ができるという意味。

 

要するに、プロパイロットの状況には、ブルーとグリーンの2種類があって、道路などの状況によってアリアさんが判断して、切り替えてくれてるってコトね。

 

 

 

 

● プロパイロット1と2の関係

 

プロパイロット2は法定速度のプラス10キロが走れることになっている。
これが、どういう操作に対応しているかというと:
例えば制限速度が80キロの場所では、走りたい速度を90キロに入れると、条件が良ければ、プロパイロット2を表すブルーのハンドルが出る。(条件というのは、晴れてれば普通にOKなんだろうけれど、なにせ、今日は滅多に無い大雨だったので、めちゃくちゃ条件が悪かった)

 

 

 

でも、ザッと大雨になると、ポンっと音が鳴って、このハンドルマークがグリーンに変わる。

 

 

 

 

 

グリーンになったら手を添えれば良い。この状態でもハンドルは支援されてるので、手さえ添えていればハンドルは車が動かしてくれる。
めちゃくちゃ視界が悪くなれば、完全支援不能となるので、自分で運転。(普通の天気なら滅多に無いだろうね)


で、この制限速度が80キロの場所で100キロに入れると、プロパイロット2は入らず、グリーンのハンドルマーク。すなわちプロパイロット1しか入らない。でもって、制限速度プラス10キロの90キロの速度で入っていたプロパイロット2の時、スライドボタンで最高速度を95キロにすると、ブルーのハンドルのアイコンはグリーンに変わって、プロパイロット1に切り替わる。
なるほどね。。。よくできてるっていうか、説明不能なくらい、よく分かる設計。
 

 

 

 

● プロパイロット2の車線変更 

 

さて、このプロパイロット2の得意技は、車線変更。

 

前の車が最高速度よりも低くなると、追い越したくなるよね。
追い越して安全な時は、「前の車が遅いけど、矢印ボタン押せば追い越せるよ(前方に遅い車がいます。安全を確認してください。矢印で右に車線変更できます)」みたいに提案してくれる。で、矢印ボタンを押すと、上手に右車線に変更してくれる。でもって、その車と適切な距離になってから、「元の車線に戻りたければ矢印ボタン推してね」みたいに提案。矢印ボタンを押すと、元の車線に戻ってくれる。

 

この時、前の車の前が空いていなくて、延々と塞がっていれば、提案するのは忘れてしまうらしい。
下の矢印がブルーになるのを待って、自分で方向指示器を出してお願いする。と、元の車線に戻ってくれる。

 

 

 


ハンドルマークの下の矢印がブルーの時は、いつでも、車線変更をお願いできる。

 

 

でもって、急に変な車が後から来たりすると、「支援できません」って、断ってくれるので、それはそれで安心。しかもこの車線変更、非常に適切な、十分な距離をとってやってくれるので、安心。人がやるより安全だろう。もちろん方向指示器も適切なタイミングで出して、消してくれる。人みたいに忘れたりしない。ドンピシャ、道路の真ん中を安定した速度でこなしてくれる。

 

 

 

● プロパイロット2のナビとの連動

 

さらに賢いのが、ナビとの連動。
ナビで行き先を指定しておく。例えばパーキングエリアや出口など。。。
やはり近くなると、「もうすぐ出口だけど、矢印ボタンを押せば、支援できるよ」みたいに聞いてくる。で、矢印ボタンを押すと、適切に速度調整を行って、ちゃんと出てくれる。正確には「ナビゲーションのルート上にある出口・分岐路に近づくと、音とともにヘッドアップディスプレイに車線変更支援作動表示が白色で点灯し、「まもなく、分岐を左方向です 安全を確認してください 矢印で分岐路に進みます」と表示される

 

 

 

 


いやあ。。。すごい。プロパイロット2。
リーフの時は、プロパイロット1で走っていても、後ろから割り込んでくる車があったりして、めちゃくちゃ緊張した。だって、この車、リーフが認知してたかどうか、確認できなかったし。。。っていうか、基本、ものすごく緊張してた。ところが、プロパイロット2は、人よりも上手い。後ろからくる車もちゃんと表示に出てるので、認知してくれてるのが分かる。で、割り込んできたら、適切にスピード調整してくれる。怖く無い。
なので、緊張しないですむ、本当に疲れない利用ができた。
普通は、高速道路では滅多に前の車を追い越すことはなかったんだけど、今日は何度も追い越してしまった。だって、これだけ合理的に、余裕をもってやれるんだったら、追い越ししても良いし、面白いみたいにスムーズなんだもん。
っていう、今日のレポート。
 

 

引用元

https://www.excite.co.jp/news/article/Driver_00039793/

https://www.youtube.com/watch?v=Q_xMjJAWkKQ

https://www.webcartop.jp/2022/07/926412/156-159_10_5914_実画/

https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/ARIYA_SPECIAL/2201/PG/guid-7bf173a4-00bf-4676-a00c-3e4db4c8c29f.html