アリア:日産が誇る、電気自動車の新モデル。
プロパイロット2を搭載して、4駆もある。
さて、そのアリア
「アリア」って、ホンダのFIT ARIAと名前が似てる?
そういえば、そんなのがあったっけ。
と思って、ググってみる。
FIT ARIAは2009年撤退してる。
だが
調べてみると、本田技研工業株式会社は
登録1562827-1 (商願昭54-088309)
ARIA アリア 12
現在もまだ
存続-登録-継続
となっている。
コレは面白い。
そもそも日産にとってアリア なんて名前、数多あったネーミング案の一つにすぎなかったろう。
むろん、ホンダが出して車とバッティングしてるってのは、イノ一番に調べたはず。普通はその場で却下。
それをあえて、そんな名前を選んだ??
ほかに何だって考えられるのに、あえてアリア。。。。しかもアリアはこれからの日産の大きな看板になるはずの車。
さて、自動車業界の将来を担う電気自動車。
そして、各自動車メーカーの将来はどうなるか。
即ち、
大きな再編成が起こるに違いない。
要するに、
かねてから言われていたというホンダ、トヨタの二大軸に、そのほかのメーカーがどう、吸い寄せられるかということだろう。
スバルはトヨタに、三菱は日産に。。。ホンダはどこか?理念的にも日産の方が相性が良さそう。
なーんて、すずめ占い。
とはいうものの、そんな形跡は一つもないよね。もちろん、秘密裏に進められてある日突然、発表って感じなんだろうけど、もうすでに、進められてる可能性がある。。。その「証拠」がアリア?
商品名はマーケティングの核になる。
昔から、単に日本での商標を取るだけじゃない。その製品の周辺の商標も取っていく。例えば、車だったら、おもちゃやら、イベント名やらの役務でも押さえておく。のみならず、世界戦略を視野に、世界各国での商標権も取る。もちろん、極秘に。
そんなコトを、ホンダのFIT ARIAの商標がまだ生々しく生きてるうちに進められていたことを考えると。。。。もしかして、日産 ARIYAは、意味シンな名前なのかもしれない。
ちなみに、日産はアリア発表時、2020年に商標をとっている。その時の表記は「アリヤ」で、特許庁の判断は、許可。(1文字違いは類似とみなすことも多いのだけど、最終的には特許庁の判断となる)で、今、日産アリア はもちろん、アリヤじゃなくアリアで売られている。「アリア」はホンダが同じ12類で取ってる商標なんだけどね。ホンダが納得してるってコトだ。
コレは面白い。
あとで、ホンダと日産が連携を発表した時に、「実は。。。それでアリアだったんです」というような、暴露話になったりするかも??
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ってコトを、某所で書いた時のコメント。
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FB 商標権あるある コメントへの返信 (車関係のグループでの投稿)
昔からありますね、「車の商標、実は…」と言うやつ。
例えば、ホンダの「プレリュード」は日産の登録商標でしたし、日産「サンタナ」はホンダの登録商標でしたが、実車は逆でしたよね。ちなみにトヨタの「センチュリー」はトヨタの登録商標ではないですよ。
そんなに大それた話じゃないと思います。
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(いや、コレ、マジで大それたハナシだとおもうけどね)
昔は緩かったというものの、さすがに今、それはないなあと思って調べてみた。
PRELUDEは、昭和56(1981)年 7月 25日に本田技研工業株式会社より出願がされてる。特許庁の検索には日産も含めて12類で他社の登録はない。(ただ、確かに発売は78年なのに3年間もどうしていたのかという疑問はあるけど。)
また、その前、車の発売年、昭和53(1978)年 10月 24日に、なぜかホンダは 25類( セーター類,ワイシャツ類,寝巻き類,下着)で登録してる。コレはちょっと謎。セーターで登録しているぐらいなのに、なぜ、車での登録をしていないのか。。。
サンタナも。。。車の商標権の記録として出てくるのは、やはり日産。出願日は1990年。(歴史をみるとサンタナは当初フォルクスワーゲンとの提携で生まれており、その後日産に移行する過程で、日本の商標整備を行ったのではと想像する)
ただ、センチュリーに関しては、面白いことがわかった。この名称、いろんなのに使われていると思うけど、車で登録しているのは、株式会社小西製作所だけ。驚いたことに、この登録は 昭和12(1937)年 6月 25日、戦前(もうすぐまさに 100年!) 。まさにセンチュリー。
小西製作所をググってみると、ベアリングの会社。でも、まあここに商標権の使用料をトヨタが支払っていたとしても、それは不思議は無いなと。
ウワサであるってコトだから、裏でいろんな取引が行われていたんだろうと思うけど。。。やはり、法的にはしっかりと跡を残さないようにしているのかもしれない。