息子が持つ疾患である先天性ミオパチーは筋肉が弱い病気です。


特に体幹が弱く、身体がぐにゃっと柔らかくて、もうすぐ1歳になる今、首も座っていません。


人間の体は筋肉だらけです。

顔の表情が出ずらいのも筋疾患だからだと言われています。(それでも息子はニコっと笑いますし、嫌な時は怒った表情もしますが。ニコニコむかつき





そんな息子を育てる私と夫が気になっていたことがあります。



それは息子の知的面です。



先ほど言ったように、人間の体は筋肉だらけ。

脳の疾患ではないとはいえ、何かしらの影響があるのではないかと私は思っていました。



外来で主治医に相談してみたところ、筋疾患が直接的に知的発達に影響をおよぼすことはないとのこと。

しかし身体を自分で自由に動かせない分、刺激が少ないことによる影響はあるとおっしゃっていました。



ということは、



ほとんど身体を自分で動かせない息子にとって、親の行動次第で、刺激を与えられるか次第で、知的発達が進むかどうかが決まるということ。



とある親子イベントに参加した時も

「目が大事なんですよ」と言われたことがありました。

当時はそうなんだな〜程度で終わってしまった会話でしたが、目からの刺激が重要だという意味だったのかなと今では思います。



ただ、私が思うに、刺激が知的発達に大切であることは、疾患を持つ息子に限った話ではないのではないかと思います。



というのも、私は幼少期IQが130ありました。笑

(残念ながら今はきっとないでしょう。笑)


母が教育熱心で、小さい頃からいろんなおもちゃで遊ばせてくれ、公文のフラッシュカードをやってもらったり、自身が楽しめる習い事を続けさせてくれたり、バレエやミュージカルを見せてもらったり、休日はいろんな場所に連れて行ってくれたりしました。


部屋はおもちゃでぐちゃぐちゃでしたが、幼少期の間に「とことん遊ばせる」「とことん刺激を与える」という母の教育方針は、IQを見る限り、知的発達に良かったのではないかと思っています。



息子を外出させることは容易ではありません。準備が必要ですし、外出先でも何か起きる可能性もあります。


でも、だからといって家に閉じこめていたり、寝かせているだけでいることはもったいないです。

知的発達の面でもそうですが、「いろんな世界を見せてあげたい」という親としての気持ちもあります。


だから、知的発達のためにも、息子の人生のためにも、いろんな人に出会い、様々な景色を見て、いろんな経験をさせたいと思っています。



遊びに出かけることも、自然と触れ合うことも、絵本を読むことも、おもちゃで遊ぶことも全て息子にとって大きな刺激です。


そして息子にとっての1日は大人にとっての1日とは比較できないほど大切な時間です。

その大切な時間の中で、いかに刺激を与え、いろんな経験をさせるかが大切なのではないかと思っています。



ただ、「息子のために」と思い過ぎて自分を蔑ろにはしないようにしたいです。

ついつい息子への気持ちが先走り、心身共に疲弊してしまう癖があるので、

自分の心も大切にしながら、息子の貴重な成長の機会も大切にしていきたいと思います。