1998年にデビュー・アルバムをリリースして以来、アルバムとアルバムのリリース間隔がこんなに空いたのは初めて。
実はこの間、バンドの存続が危ぶまれるような事がバンド内で起こっており、それを乗り越えて、これからも3人でやっていくと決めて、作り上げたのが本作。
ある意味、一旦リセットし、最強な状態での再出発と言えるのではないでしょうか。
アルバムの素晴らしさがそれを物語っています。
プレイボタンを押し、ファンキーなベースラインが聴こえてきた瞬間にトリハダがたち、続いてドラム、そして最後にギターと、3人の音が交わったところでアルバムへの期待値が更にアップ。
SEのいれ方や曲の始まり方だったり、3人のハーモニー、ベースが全面に出た音作り、キーボードの印象的な使われ方などなど、随所にこだわりが散りばめられていて、聴くたびに新しい発見があります。
新しいことをやっていて、でもちゃんとトライセラ節が効いていて、さりげなく凝っている。（さりげないところがカッコイイ！）
ワクワクが止まりません。
アルバムのリリースは久しぶりではありますが、年に2回はツアーを行い、その都度新曲は披露されていたのでライヴで聴いたことがある曲も収録されているものの、アレンジや印象が変わっていてすごく新鮮。
言うまでもなく3人の演奏力や和田さんのヴォーカルも、更に磨きがかかっています。
そして楽曲。
やっぱり曲が良い！
和田さんは、日本屈指のメロディーメーカーだと思います、本当に。
個人的に、”ポスターフレーム”は、聴くたびにサビで涙腺を刺激されております。
デビューから17年。
とんでもない名作が生まれました。
より多くの人に聴いてもらいたいと心から思います。
アルバムを聴いて、12/30に赤坂ブリッツで行われるライヴにも是非足を運んでもらいたいな。
TRICERATOPS WINTER TOUR 2014
“FOR THE STARLIGHTS”
2014/12/30(火) 赤坂BLITZ
詳しくはコチラへ。
★特典音源、トライセラトップスと桜井和寿さん（Mr.Children)との共作曲も必聴です！