「早子先生、結婚するって本当ですか?」

 

 

このドラマは2016年のドラマです。

リアルタイムでは、観たり観なかったりしたので

細かくは覚えていなかったのですが

それでもストーリー展開が

働くアラサーの婚活女性達

(特に恋愛経験が少ない)のリアルな様子を

描いていて婚活経験がある私の中では

評価が高い婚活ドラマでした。

 

 

 

TVerで再放送がやっていたので

全話見ましたwww(暇人)

 

 

 

注目すべきキャラは

 

主人公の早子先生(松下奈緒)と

同僚のミカ先生(貫地谷しほり)

小学校の教員をしています。

 

 

早子先生は、美人で170センチ以上あり

3枚目キャラで

性格もさっぱりとした面倒見が良い

「合コンも婚活も興味なし」の30代女性。

同僚のミカ先生が

必死に婚活をしているのを尻目に他人事。

仕事優先で「恋愛至上主義」ではないため

色恋の優先順位が低いだけで、

実際は興味がないわけではなく

男性から興味を持たれても

なかなか好きになることもなく

他人の気持ちにも鈍感。

いざ、恋をしたら「自分から何もできない」

人として素敵だけど

典型的な恋愛不足キャラ。

 

 

 

 

ミカ先生は、「結婚したい」ので

毎週末合コンに勤しみ、

外見は常に異性ウケするスタイルで

女性磨きに余念がないタイプ。

にもかかわらず、

なぜか自分以外の友人や同僚女性が、

次から次へと「結婚前提の彼氏」が出来ていき

婚活同盟を卒業してく…。

そして、やる気のない早子先生と

やる気満々だった自分だけが

最後まで婚活同盟のメンバーとして残る。


実際には「これ!」という人以外には

見向きもせず、恋愛も上手くなく

純粋で不器用なタイプ。

 



2人共に美人でスタイルもいいのに

異性を惹き付ける色気が全然なく、、不安

先生という職業柄の礼儀正しさとか

真面目さが仇になる女性を見事に演じていて、

婚活していた当時は、気がつけなかった学びが

いっぱいあると思います泣き笑い

気がつけないものですよね〜


 

この2人の言動は、

アラサーで婚活をしている女性を

励ましてくれるような気がしています。

 

 

 

以下、最終話のネタバレになります。

 


 

ミカ先生がいつものように合コンへ出向き

そこで知り合った尾上松也氏と

良い感じになりますが

尾上氏は実は一時的に東京に来ているだけの

京都の会社員。

仲良くなったのもつかの間、

尾上氏から質問をされます。

 

 

 

「ミカ先生は、今の仕事、続けたいですか?」

 

 

遠距離になるので「辞めてもいい」って言えば

縁がつながるかもしれません。

ましてや気になっている男性からの質問!

あれだけ結婚したいミカ先生はなんと答えるか?

 

 

「仕事は続けたいです」

と、正直に答えてしまい

上手くいかないことを覚悟しました。

そそくさと京都へ帰ろうとする尾上氏。

 

 

しかし、尾上氏の帰り際、

ミカ先生は思い切って

「京都遊びに行こうかな!

あなたのことをもっと知りたいです

もっと一緒にいたいです!」

と伝えます。

 

 

すると、尾上氏から

「僕が京都から東京に転職する」

と言われ関係が好転しました。

(実際にはそうする意思があったとしても

ミカ先生がきちんと確認しなかったら

すれ違っていた可能性は高いです)

 

 

 

 

で、一方の早子先生、

実家の豆腐屋で知り合った吉岡秀隆氏に

安らぎを覚え、恋心を抱きますが、

超不器用な早子先生は、肝心な一手を打てず

ずっとモジモジ。

家族のアシストがあるのに、

それでも上手く出来ません。

さらには超遠距離なため、ひるむ早子先生。

 

 

そんなモジモジ早子先生をみて

ミカ先生が激を入れます。




ミカ先生が早子先生に伝えた言葉が

とても秀逸です。


 

 

 

「欲しいと言わなくても手に入る人もいれば

欲しいと自分から言わないと手に入れられない人もいる

 

30年近く生きてきて、手に入れていないということは自分は後者の方かもしれない

 

だから、

尾上氏に自分から

「あなたのことをもっと知りたい」

ということにしました

 

ものすごく恥ずかしかったですよ。

心の中では「今の冗談冗談」ってすごく言いたかったです。いつ笑い話に変えようかと思っていました。

 

でも自分から言いました。

この先どうなるかは分からないけど…。

 

早子先生も、後者のタイプなんじゃないかと思います。

 

ちゃんと吉岡氏に

「会いたいです、あなたのこともっと知りたいです」って自分から言わなきゃダメです。」

 

 

 

なんか、学生時代の合コン後の女子会を

思い出すやりとり・・・(笑)

結局、婚活同盟で残った二人は、

 

「仕事は辞めたくなくて」

⇒男性側が合わせなくてはいけない

 

「ストライクゾーンが狭くて」

⇒恋愛経験が少ない

 

「自分からいかないと獲得できない」

⇒下手に他の婚活同盟のメンバーが

「なにもしなくても」相手が出来ているのをみて

「こんなに自分磨き頑張っているのに!」と

相手に歩み寄ることが抜けている。。。

 

 

そんな気づきを改めて気が付かせてくれる

ドラマでした。

 

 

個人的には、、、

光GENJIのあっくんや

吉沢亮や田中圭などイケメンが

ちょい役で出てくるのも楽しいです笑