どうやらこの9月からの

ハワイ島の

ドルフィンスイムの規制は間に合わず、来年に持ち越しの様相です。

 

今朝、ドルフィンボートを運営する友人と話したところ

管轄局(NOAA..アメリカ海洋大気局,,,National Oceanic and Atmospheric  Administlation )は

幾つかのリサーチチームをつくり

 

1)ドルフィンと泳ぐことを禁止するとどのような経済的インパクトがあるのか、

2)イルカと泳ぐビジネスを禁止することでどれだけイルカの頭数や生活環境が保持できるか、

 

を周辺の関係者に聞き込みをしているそうです。

 

 

 

 

ドルフィンボート会社はどれくらいの損益を被るのか、

どれくらいの人を解雇することになるのか、、また周辺の宿泊施設はどれくらいの

観光客減となるのか、などです。
 

ハワイ島サウスコナは、海でのシュノーケリングや、ドルフィンスイムを期待する、ドイツ、スイス、日本など海外からの多くの観光客を誘致しており、その宿ビジネスへも大きな影響があると思われます。


イルカへの迷惑、頭数現象への影響についてですが


実際私たちの間では、観光客が休息のために沿岸部にイルカがやってきたときも、

イルカと泳ごうとする多くの人は

いままで足の立たない

海で泳いだことのない方がほとんどの現実から、人がイルカとおよいでハラスメントしているとは言えないと体験から感じています。

時にはかえってイルカも楽しんでいる様子が見受けられます。

 

 

 

 

ただ、ボートの場合、イルカの群れに垂直に進路をとるボートもいたりと、ボートの操縦スタイルや、船の距離、船数の規制、キャプテンへの教育などは必要だと誰もが感じています。

 

 

今後スイムの禁止となると、これらのボート会社はすべてウォッチングに転向していくと思われ、そうなると10社ほどのドルフィンスイムボートがずらーっと、

イルカの群れを取り囲み、ずーっと追いかけていくという、いまよりイルカにストレスフルな状況が簡単に思い浮かびます。

 

 

 

 

 

岸からスイムアウトする観光客は、ほとんどの方がビギナーであり、足ひれやマスクすら持っていない、立ち泳ぎ状態の人もいることがあります。これらの人が自分のちからで海に泳ぎいでて、野生のイルカを見ようとすることを禁止する意味や意義がどこにあるのでしょう。


 

とても理解しがたい状況です。

 

規制は2018年にずれ込む模様です。

 

 

 

マハロ

 

Yurika Nozaki