マドリードの街角から
一枚目、
先日は、都心部は、マドリードの聖人イシドロを祝う祝日でした。
街角には、チュラポという、この日に着る伝統的な装いで街を練り歩く人達を見かけました。
青い空とよく絵になります。
歩いているだけで、楽しくなる街
それが、
マドリード。
わたしは、この街に在住18年目になりました。
スーツケースひとつ、体ひとつで来たのに、
今では、夫に、子供二人にと、
私の命から次の命へと
派生しました。
10年が過ぎるのは早かったなぁ。
もちろん、この10年の間にも色々なことは、起きましたが。
パンデミックも含めてね笑笑
そして、アリカンテといえば!
スペインで一番おいしいパエリアが食べられるところでもあるのです!
マドリードでは味わえないコクがあります。
一泊のショートトリップだったのですが、
かなりいい気分転換になりました。
しかーし!
帰ってきてから、なぜかため息ばかり。。
あー、海良かったよねー。
あー、パエリア美味しかったよねー。
えー、なんでだろう。充電したはずなのに。
やけにため息が出る羽目に。。
日常が色あせてみえちゃってるんですね。
そんなのってやだな。。
素敵なところに行けた時が幸せ?
なにか刺激的な経験をできた時が幸せ?
欲しかったものが手に入った時が幸せ?
それじゃあ、その幸せが通り過ぎたあとは、
つまらない人生なの?
そんなのなんだか、寂しいなと思いました。
幸せは、この日常にある。
この太陽の輝き、お風呂に入れる有難さ、家族のいる暖かさ、
学校の送り迎えに見える山並み、
子供たちの寝息。
この日常の中にこそ、本当は幸せが沢山つまっている。。
幸せは、外には、なく、
私の中にある。
幸せは、どこか遠いところにあるのではなく、
ここにある。
この瞬間に幸せがある。
そう気づくと、呼吸が深くなってきます。
そう、こうして呼吸できているこの瞬間にたくさんの幸せがつまっているのですね。
ゆりきた