こんにちは！
森本友里です。
時は昨年の秋にさかのぼります…
忘れもしない
2023年10月16日～18日
世界のメゾソプラノ
ヴェッセリーナ・カサロヴァ先生の
マスタークラスを受講しました！
なぜ今この記事を書いているのか…
10月、11月、12月と
たくさんのイベントがあり
一つずつ経験を重ねて
数か月経った今になってやっと、
落ち着いて振り返ることができる気がしたのです。
3日間、
他の受講生のレッスンを聴講したり、
50分×3回のレッスンにて
歌曲1曲、オペラアリア2曲を
ご指導いただくことができました。
こんなにも至近距離で
心から尊敬するメゾソプラノ カサロヴァ先生に
直接ご指導いただけるという
贅沢で貴重な機会！
喜びと感激が勝り
研ぎ澄まされた集中力のなかで
いつの間にか硬い緊張はどこかへ
飛んで行ってしまいました。
歌い手にとって
レパートリーの選び方がいかに重要か。
実際に歌っているときの身体や顔を
触らせていただき、
支えはどうなっているのか？
表情や口の開け方はどうなっているのか。
開かれた胸郭
上唇の意識
レーザーのごとき
焦点の狭さ
中間音 決して広げないこと
クリアで清潔な声
mm単位の感覚
子音で母音が止まりやすい日本人
母音で歌うことの重要さ
どんなに声が良くとも
コントロールなくしては歌えない。
日々年々変わりゆく身体
トレーニングを続けてゆくこと
とにかく息のエネルギー
心が震えるほど素晴らしかった
世界一流メゾソプラノの胸声（きょうせい）
そして
言語習得
もはや文章では書き尽くせません。
歌い手にとって「分かる」ということは
それが「体得できた」ということだからです。
一流に触れて、
五感（＋第六感！）をフル回転させながら
学ぶことができたこと
たくさんの愛溢れるお言葉とアドバイス、
私に合ったレパートリーの曲を
いくつもご教授くださいました。
全て 私にとって宝物のような音楽です。
レッスンでご一緒くださった
素晴らしいピアニストの方々、
マスタークラスをオーガナイズされ
カサロヴァ先生を日本へ招聘してくださった
河村典子先生の存在は
マスタークラス期間中
私にとって
大きな大きな支えとなりました。
感謝してもしきれません。
そして、
受講生・聴講生の皆さま
この写真の方は受講生のうちほんの一部ですが
様々な場所から集まった
声楽を志し学ぶ方たち、
プロとして活躍されている方
熱いエネルギー、素晴らしい歌声、音楽
純粋さ、真摯な気持ち
皆さんとご一緒することができて
私は本当に幸せものです。
今は新たな目標、
これまでに勉強してこなかった
新しい言語や音楽に向き合う日々
毎日
刺激と発見と壁と、また発見と！
わくわくしながら
学んでいます。
リトミックのレッスンや
公民館・支援センターでのリトミックでも
有難いことに
保護者の方より
『生の音楽、歌声に触れて
体験することができて良かった』
と感想をいたたくことが
たくさんあります。
リトミックでも
終わったときに子ども自身が
音楽を「体験」した✨
と感じられることがとても大切です。
私自身が
カサロヴァ先生や他の受講生の皆さんから
直接たくさんの生の感動を
「体験」できたように、
一緒にレッスンをする子どもたち、
演奏を聴いてくださる方が
わくわくする気持ちとともに
生でその世界を「体験できた」と感じられるような
そんな歌い手、講師でありたいなと
思います。
そして、
こちらももう昨年末のことになりますが
12月6日
バーゼル国際音楽新人演奏会にて
インフルエンザウイルスが
猛威を振るい、幼稚園小学校で
次々と学級閉鎖💦
そんななか
体調管理に様々な準備に
駆け抜けた12月！！
とにかく
健康な心と身体で
舞台に立つことができたこと
心から安心しました。
ピアニスト篠宮久徳さんより
たくさんのことを勉強させていただきました。
関東に住む両親や妹に
聴いてもらえたこと
感謝でいっぱいでした。
客演のフルート奏者
Yong Maさんの
光輝くようなその響き✨
こんなにも間近で拝聴できたこと
素晴らしい体験の一つです。
松任谷由実さん
「春よ、来い」を
アンコールで演奏してくださったことに
父は大興奮！！
前奏が始まった瞬間
手を叩いて喜んでいました(笑)
岡山から駆けつけてくださった
河口愛幸先生
先生のお陰様で 今の私がいます。
愛あふれるご指導と支えをいただき
心からありがとうございました。
今月は
3月17日（日）Cantiamo!!の演奏会
3月25日（月）
コスティン・フィリポィウ先生
公開マスタークラス
にて
演奏、勉強させていただきます。
たくさんの出会いと経験に
心から感謝を込めて
一つひとつ積み重ねていきます
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
森本友里