「ソウ」 | YURIKAの囁き

「ソウ」


【ストーリー】

バスタブの中で目覚めた男アダム。やっとのことでバスタブから這い上がったら、そこは闇。いきなり電灯が付き、自分とは対角線上に位置するところに、もうひとりの男がいた。彼の名はゴードン医師。
そして、2人の中央には死体がひとつうつ伏せに転がっていた。死体の手にはピストルとテープレコーダーが握られている。2人は足を太い鎖によって繋がれているために前には進めず、ただひたすら、自分たちの置かれた状況を把握しようと努める。そして、これを仕組んだ犯人と思しき人物から、色々と指示が出され、鍵やテープ、煙草や携帯といったアイテムを手に入れ、彼らは脱出の方法を模索していく。
一方では、こういった意味のわからない理由によって監禁され、無残にも殺された犠牲者が出ていた。犯人を追い詰めようと必至の捜査官。そして犯人が特定されたが・・・
【大いにネタバレあり ネタバレ注意報発令】
■こういう映画には多くを語りたくないんだけど語りますが(´ー`*) フッ まずこれは、「キューブ」にかなり近い設定。あれも、突然主演者たちがステージ上でスポットライトを浴びせられ、はいスタート!と号令をかけられる映画でした。「ソウ」もまったく同じ。ただ、こちらはもう少し現実感がある。囚われる人物たちも、それなりに犯人に反感を抱かれ、理不尽性がそれほどないし(='m') ププッ 犯人は世直し&必殺仕置人ってことで納得がいくかな。
それに、この2人が拉致されるまでのプロセス上で、すでに犯人と思しき人物が目の前に登場してしまう。ウチはこれには騙されなかったけど( ̄ー ̄;)フフフ
また、一方での展開では、この2人のように拉致され監禁された挙句、死のゲームを挑まれ、死に追いやられた人たちがいて、このゲームのルールとかが結構巧妙なので楽しめます(Sかウチは・・・(謎プッ) んで、捜査官たちも、もう一歩のところまで犯人を追い詰めるんだけど、負傷したために逃がしてしまい・・・
さっきの話で、ウチはこの展開には騙されなかったと言ったけれど、実はストーリー途中で、犯人が堂々と顔を出して、「ハイわたしがハンヌンです」と言ってる筈はなくて、これは後々、絶対落とし穴があると睨んでた。
この映画で、聞き漏らしてはならないのは「台詞」。「お前たちをいつも最前列で見ていた」、「生きていることに感謝しない」、ここにこの映画を読み解くヒントがあったんですね~オクサン
んで、2人の間に寝っ転がってる死体にも注目したい。医師であるゴードンは、何故死体が死んでいると決めつけたのか?この部分はネタを知りたい人だけ見てね♪
ここまで書けば、だいたい推理できまよねぇ~(`・ω・´)