2008年5月30日 入院4日目


昨夜は、
Uさんの手術が遅れたり、Iさんの緊急入院があって大変だった。


朝の脈拍、血中O2濃度測定は夜勤の看護師さんが行うが、
夜勤担当看護師のNさん、お疲れのようでした。


さて、
今日の午前中は眼科にて検査。


11時頃、眼科に呼ばれる。
病棟外では車椅子に乗らないといけないので、車椅子で眼科外来に向かう。こんなに元気なのに、看護師さんに車椅子を押してもらう。
なんだか恥ずかしい気分だ。


診察室に呼ばれ中にはいると、体格のいい医師が座っていた。
後でわかったけど、眼科の教授だった。


教授 「サルコイドーシスは見たらすぐわかるから、そこに座って」


 この時僕は、サルコイドーシスが何かもわからず、ただ指示に従うだけ。
 この医師に何か聞こうかと思っても、次から次へと処置を進めていく。
 対応が、”いい加減”という事ではなく”早い”。説明も簡単で分かりやすい。


教授 「サルコイドーシスは無いな。でも緑内障の疑いがあるな」

 

 緑内障? 緑内障ってなんだ?

 サルコイドーシスだとか、緑内障だとか、わからない事ばかり。
 僕は心臓の検査で来ているはずなんだけどな?


最後にこの医師から、
「緑内障の疑いがあるから、後日精密検査を受けてもらいたい」

と言われた。


そして17時頃、看護師さんから眼科の診察予約票を受取る。
”6/27(金)視野検査 → 後日、緑内障外来受診”
 
どうやら退院後、
目の検査で眼科を受診しなければならないようだ。


心臓だけでなく、目の検査も受けるのか?
なんだか、自分の治療する方向が分からなくなってきた。


さて、今日は同室のKさんと話しをした。
利尻から来ていて、腎臓の治療(ネフローゼ)とのこと。


道北の病院では治療に限界があるので、ここに転院・治療を進めているとのこと。この時、ネフローゼという病気を知ったが、Kさんの治療は、薬物投与・食事療法の他は、安静・清潔を保つこと、一日8回イソジンでのうがい等。


転院して来た時は、尿が全く出ず、顔は満月のように浮腫んでいたらしい。
(今は浮腫みもとれ、なかなかのイケメンだ)


Kさんは、いつもベットで横になっていたが、その理由がわかった。


もうすぐお子さんが産まれるらしい。
それまでに退院させてあげたいと思った(←僕は医者じゃないけど)