こちらは、私が日系企業から外資企業に転職した時、戸惑ったり、失敗したり、学んだりしたことを物語形式にしたら、今、外資企業に転職したい人、実際転職してみて今、いろいろ戸惑っている真っ最中の方のためにお役に立てるのでは?と思い、自身の経験と、友人から聞いた経験談をおりまぜながら書いています。
外資で働くアシスタントの日々がどんなものか、ちょっと興味がある方もどうぞ~
★☆★☆ Visitor対応 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
登場人物:
高輪由衣(主人公:日系総務部から外資企業(マーケティング部)に派遣社員として転職する)Paulポール(経理部門ディレクター)
歩美(由衣の日系企業の就業時の同期。現在、転職して外資マーケティングで就業中)
品川(派遣会社の営業担当)/ 千代田(人事部)/ 港(同じ部署の先輩アシスタント)
サマンサ(海外US本社マーケティングVP) / 部長(日本の本部長にレポートしている。本部長はサマンサにレポートしている)
前回までのあらすじ:
由衣は、大手日系企業を退職し、グループアシスタントとしてとある外資企業で派遣社員としてまずは働くことにした。初めての海外出張アレンジや英語での会議設定などを経験しながら、あっという間に日々は過ぎていった。
US本社からDirectorsが来日し初めてのVisitor対応。今日は最終日だ。(現在の由衣のTOEICの点数:550点)
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Visitorの一人が急遽、別作業をしなければならないようで、由衣たちが準備した会議室とは違う会議室に入っていくのを見た由衣。
名前、なんだったけなぁ。と思っていたら、そのVisitorが由衣のところにやってきた。
”Hi, can I borrow travel converter? I forgot it."
えっ?何て言いました?
おろおろしていると、由衣のデスクにささっている電源ケーブルを指さして、何やら言っている。
あー!あれね!
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わかりましたか?! ”Travel converter(トラベル コンバーター)"!
私、最初に話しかけられた時、なんのことだかわからなくて、相手が身振り手振りで説明してくれました
Travel Converterとは、電圧を変換してくれて、3つ口を2つ口に挿せる様にしたりしてくれるものです。あー、あれね!って思いましたね!
ちなみに、海外の国の電圧は110~240Vが一般的なのですが、日本の製品は100Vに対応しており、電圧が一致しないケースが多いのです。たとえば、日本製のヘアアイロンをイギリスやドイツで使おうとすると、壊れてしまうこともあるそう。
外国に行った時などに、電源を挿すところが3つ口になっているのを見たことありませんか?
海外の人はLaptop(Note PC)の電源が3つ口になっていて、日本の2つ口に挿せずに、日本に到着してから”変換器貸して💦”と言われることがたまにあります。
Travel Charger(トラベルチャージャー)とか、Voltage Converter(ボルテージコンバーター)とか国によってなどいろいろな言い方があるようです。Travel Charger(トラベルチャージャー)と言う人もいるかも。
これであなたも変換器を貸してあげることができます~
ものすご~くピンポイントな情報でした