昨日は、延世大学で開催された

「多文化家族文芸大会」に長女と共に参加してきました。

今年で2回目になるこの大会、
今回は特別に、延世大学のボランティアセンターの協力により
「家族と一緒に文芸キャンプ」というテーマで
ユニークな社会教育プログラムも組み込まれていました。

午前中は、作文及び絵画大会。

午後は、中学生以上はTシャツ作り、小学生は職業体験。


この職業体験がかなり興味深いものでした。

まず驚いたのが、小学生一人ひとりに
延世大学生のお兄さんお姉さんがメンターとして付き添ってくれ、
各部屋を一緒に回ってくれたこと。

部屋は五つに別れていて、

・科学実験
・裁判所
・ミュージカル
・病院
・青瓦台


しかもそこにいるのは
それぞれの学問を専攻している学生。


・化学科
・法学科
・音楽科
・医学科
・行政学科


実験の部屋では、実際に目の前で実験を観察。
砂糖水に絵の具で色を付けて、色の層が作られるのを見たとのこと。


裁判所では、「白雪姫」を題材に裁判を。
(王子様のキスで目を覚ましたが、白雪姫が同意の上のキスでなかったと仮定して
王子様の罪を問う)


ミュージカルでは、「マンマミーア」の一部を再現。
演出者、照明スタッフ、俳優と役割を分担し、
実際に歌って踊ってステージ体験。


病院では、診察体験。(医者、看護師、薬剤師などの職業についても説明あり)
保険証を持って診察してもらい、処方箋を持って薬局へ。


青瓦台では、行政の役割についてわかりやすく説明を聞いたとのこと。


それぞれの専門分野を学んでいる学生との時間、
身近にリアルに未来を感じたようでした。
(最近、思春期の入り口にある長女。口数が少なくなっていたのですが、
今回のことは目をキラキラさせながらいろいろ話してくれました)


小学生と大学生が交流するのはなかなか難しい昨今。

このような取り組みがどんどん増えたら、
未来の姿も想像でき、より夢に向かって現実的に動けるのでは?
と。


学びの秋の一日。
長女にとっても特別な一日となりました。