おはようございます
江古田栄町・新桜台のピアノ教室「テアトロ・ドルチェ・ジーリョ」、通称ゆり劇場の早川揺理です
16日日曜、ハイルマン合唱団東京 マタイ受難曲の公演は、満席のお客さまにお越しいただき終演しました
2019年に、ハイルマン先生が教鞭を取られていた鹿児島国際大学の学生さん達を連れてマタイ受難曲の公演をしたのを観て、
次は私も一緒に歌いたい
と思ったのですが、まさかオーケストラの中でチェンバロを弾けるなんて
思えば、その鹿児島学生の公演までの間に、
東京でも合唱団を作ってマタイをやるのはどう❓
と冗談半分で先生とお話したことが、このハイルマン合唱団の構想の始まりだったように感じます
それが今回は80名ほどの合唱団のメンバーが集まってくださり、素晴らしいオーケストラの皆さんともご一緒させてもらえて…
当日の舞台でのリハーサル時に、すでに感激して涙目でした
ゲネプロと本番でお借りしたチェンバロ
目白にある東京古典楽器センター ギタルラ社さんからお借りしましたが、お店で練習もさせていただきました。
チェンバロは大学の副科で習ったのですが、本番で演奏するのは実に18年ぶりでしたので、この楽器に触らせてもらった日は、ピアノよりも幅が狭く、白と黒が逆になっている鍵盤に慣れなくて
どこの筋肉を使うんだっけ
というほどでしたが、回を重ねる毎に身体に馴染んできました。
マタイ受難曲は、語り部であるエヴァンゲリストが音楽に載せてキリストの受難を語っていくのですが、その伴奏をチェロの只野 晋作さんと私のチェンバロで進めます。
ピタリと合った時には、もう私がチェロを弾いているくらいの気持ち良さです
フルートやオーボエも素晴らしい方たちばかりで、あまりの美しさに私はもう、マタイ受難曲をピアノで伴奏する事に自信がなくなりました
あんなに美しくピアノで弾けるかしらってできません
ハイルマン先生は8歳の少年合唱の頃から、エヴァンゲリストも含めてマタイ受難曲を実に200回以上歌っていらっしゃるとの事です。
子どもの頃から、バッハの楽譜から読み取るものと指揮者が指示する音楽に違和感を感じていたそうで、ご自分の指揮で先生が感じたこの曲を表現しようとされています。
もちろん、合唱団もオーケストラもソリストも、先生との演奏は今回が初めてなので、私たちは要求に応えられなかった部分もあったと思います。
私に関しては、出来なかったこともいくつもあり
もうクビだな…
とガックリしたものですが、ハイルマン先生は
初めてだからね
と言ってくださいました
アンサンブルは、こうして相手の今の能力の中で最大に要求しつつ、許し合うことで信頼関係を作っていくのかなと思います。
その許しに甘んじることのないよう、精進したいと思います
ハイルマン合唱団東京では、10月28日土曜にミューザ川崎にてメサイアの公演を予定しています
ホールが広くなった事で、更に多くの方に歌っていただくことができますので、一緒に演奏してくださる方はメッセージくださいね
テアトロ・ドルチェ・ジーリョ
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