こんにちは
みなとみらい 小ホールのベーゼンドルファー
その分 倍音が増えるので、ずっしりと重い響き
たくさんの歌手とご一緒する時には、ちゃんと黒を着ます
江古田栄町 新桜台のピアノ教室「テアトロ・ドルチェ・ジーリョ」、通称ゆり劇場の早川揺理です
昨日、ドイツのテノール ウーヴェ・ハイルマン先生の門下生によるコンサートが無事に終演しました
みなとみらいホールは、私の年間最多出演ホールですが、普段はだいたいスタインウェイが使われ、このベーゼンちゃんに会えるのは、このコンサートのみ
ベーゼンドルファー インペリアルは、鍵盤の数が多く(黒い部分です)
ガチャガチャ弾いてしまうと、倍音が雑音になってしまい、美しく聴こえません。
私はベーゼンドルファーでオペラの伴奏を弾くのもとても好きですが(低音がどっしり支えてくれるので)、本来ではしっとりとドイツリートや室内楽を弾くのが合っていると言われるピアノです
昨日は11人の歌手、37曲を伴奏させてもらいました
それでも、歌曲というのは、2分とか3分という短い時間の中に、ひとつの人生が語られているといっても良いほどに、ドラマが完結しているので、そのドラマに寄り添っていたら あっという間に約2時間の本番が終わった…という感覚でした
そして、ベーゼンちゃんのおかげで指や腕は全然疲れません
まるで指を動かさなくても響いてくれるような鍵盤の柔らかさですから
コンサートに来てくれた友人は、私の弾く姿を見て、
「指が全く動いていないみたいだった」
「まるで口パクならぬ、手パクをして、どこかスピーカーから音が出ているみたいだった」
ですって
ウィーンの巨匠、イェルク・デームス先生がピアノを弾かれる時には、私はそんな印象を持って聴いていて、その温かく美しい音に涙が溢れてきました
なんだか少し そこに近付けた気がして、褒められたワケでもないのに、とっても嬉しかったワタシ
まずは、この時期に流行病に負けず、無事にみなとみらいまで行けたことが、一番ホッとしました
また次に向けて、今日から頑張りますよ〜〜
テアトロ・ドルチェ・ジーリョ
ゆり劇場 では新規ピアノ生徒さんを募集しています
一緒に、ピアノが弾けるようになる楽しさを探しませんか
日頃の演奏活動や外国の演奏家の先生方との交流によって培った技術を、惜しみなくご教授します
西武池袋線 江古田駅、または
副都心線 新桜台駅よりどちらも徒歩5分
1時間 3,000円
40分 2,000円
ご都合に合わせてお約束できます
teatro.dolce.giglio@gmail.com
03-5984-5052(留守番電話対応)
無料体験レッスンもお待ちしています🎹