おはようございます


江古田栄町 新桜台のピアノ教室「テアトロ・ドルチェ・ジーリョ」、通称ゆり劇場の早川揺理です


日曜は、テノール渡辺文智(ふみとし)さんと津田沼リンデンバウムというサロンでコンサートでした

リンデンバウムは住宅街にある30席ほどのサロンで、クラシック通な方たちが集まる素敵なホールでした

ふみとしさんは、テノール田口興輔さんのお弟子で、声楽の勉強を始めた頃に田口先生のイタリア古典歌曲のCDを聴いて、今までにないパッションを感じ、いつかそれらをご自分でも演奏会で歌いたいと思われていたという事で、プログラムはイタリア古典歌曲5曲から始まりました。


続いてスペイン歌曲、トゥリーナの「歌のかたちの詩」

この5曲から成る歌曲集は、1曲目が序曲のようにピアノのソロになっていて、その後の歌の世界を要約したものとなっています。


ふみとしさんと2人で、スペイン音楽の第一人者・濱口典子さんの教えを受けてから、お互いに個人でその後も練り、合わせてみると
「スペインっぽいかも」と


前半はこんな衣装で

休憩を挟んで後半は、リストの「ペトラルカのソネット」から始まります。

14世紀の詩人ペトラルカの、遠くから見守るだけのラウラへの愛を、ストーカーかと思うほど情熱的に語った詩に、リストが美しく曲をつけています


3曲から成るこの歌曲集は言葉も多く難解で、歌の音形も難しいし、ピアノも伴奏ではなく対等に美しく、私たちたくさん勉強しましたよ



リストの後には、これまた女性への愛を情熱的に歌ったトスティの歌曲「悲しみ」「最後の歌」でプログラムは終了


そしてお客さまの温かい拍手にお応えして、アンコールは今話題の沢田研二でおなじみ「アマポーラ」、イタリアのカンツォーネ「ロリータ」「カタリカタリ」の3曲で強制終了とさせていただきました



このリンデンバウムは年間で10回ほどのコンサートが催され、今までのオペラの演奏は何度もあったけれど、歌曲でこれだけ楽しませてもらえるのは実力あってこそ、と嬉しいお言葉も頂きました


リンデンバウムの素晴らしいのはこのあと



オーナーの飯田(はんだ)さんや馴染みのお客さまがご用意してくださる、プログラムに合わせたイタリアとスペインの料理を楽しむことが出来るのです


来てくださったお客さまやツウな常連さま達と音楽談義に花が咲き、ステキな舞台の思い出を増やしていただきました



テノール渡辺文智さんと、オーガナイザー本多優之さんと





テアトロ・ドルチェ・ジーリョ
ゆり劇場 では新規ピアノ生徒さんを募集しています

一緒に、ピアノが弾けるようになる楽しさを探しませんか


西武池袋線 江古田駅、または
副都心線 新桜台駅よりどちらも徒歩5分

1時間  3,000円
40分    2,000円

ご都合に合わせてお約束できます

teatro.dolce.giglio@gmail.com

03-5984-5052(留守番電話対応)

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