2月7日


昨夜は、昨年末に他界された谷本捷三さん(エープロジェクト会長)のお別れ会に伺いました。


場所は「六本木金魚 」。テレビの撮影や取材が入り、芸能人や文化人の方もたくさん出席されていました。




谷本さんは、八年前に亡くなった兄の親友でしたが、ナイトビジネスのドンとも言われ、谷本さんのお姉様、故・池口麗子さんのあとを継いで経営を統合されました。そしてバブルの頃には私もよく行った、スクエアビル内のディスコの全てや様々な有名なお店を多角経営されていました。


最近はニューハーフのダンサーさん達によるショーの素晴らしいエンターテインメントレストラン「六本木金魚」等、ショービジネスのお店に絞っていましたが、その舞台はもう目を見張るような素晴らしい演出でした。いちど見たら忘れられません。天才なのだと思います。



その谷本さんと、もうひとりの兄の親友の北山創造研究所の北山さん(世界的建築家の安藤忠雄さんの双子の弟さんで街づくりなど大きなプロジェクトをたくさん手がけていらっしゃいます)、そして兄は、それはそれはとても仲が良く、3人で若いころはきっとブイブイ言わせていたのではないかと思います。





3人の中ではいちばん年下の兄は、北山さんと谷本さんのことが大好きだったのでしょう。余計なことはあまり語らない兄でしたが、それでも、会話の中にお2人の名前がよく出てきたことを思い出します。



八年前の桜の頃、兄が倒れたとき、そして亡くなったときには、お2人にお世話になり今も感謝の気持ちでいっぱいです。







先日、谷本さんが他界されたあと、北山さんから、3人が登場するとても面白い思い出をお聞きしたのですが、どれも本になるような驚くべきエピソードばかり。スケールも大きすぎて映画のよう。伝説になる気がします。





昨日のお別れ会は、まず北山さん、そして、デヴィ夫人等、ゲストの方のご挨拶のあと、ショーがありました。また私は目を奪われました。ショーの最後に谷本さんの写真が出てきたとき、涙しない方はいなかったのではないでしょうか。





会が終わった後は、北山さんご夫妻はじめ、兄のお友達の皆さまとご一緒させて頂きました。


その際、谷本さんや兄である通称「武藤ちゃん」の想い出をたくさん伺って、なんだか大変せつなく、でも、すごく嬉しかったです。(゚ーÅ)





今は天国で、谷本さんと兄は白ワインでも飲みながら積もる思い出話をしているに違いありません。

その光景が目に浮かび、また泣けてきてしまいます。





谷本さんのご冥福を心よりお祈りいたします。



ユリコの森