ゴールデンウィーク明けに

種苗法の審議がはじまります。。。


え、今ソレ⁉️ 滝汗

それよりも取り組むべきコト他にいろいろあるやろ

思うのですが。真顔


でももう決行すると言うのなら、

少しでも多くの方に知ってもらいたい。


色々な側面からの意見と話し合いがされているのを

メディアでもっと取り上げてもらえたら。

取り上げるわけないか ニヤニヤ



自分たちの国を、

自分たちで動かしていることをもっと

私たちが自覚していく為にはどうしたらいいのか。


現にいまの政府に文句を言う人は沢山いるけれど、

文句が出るような政策しかできない政府にしたのも

また私たちなのだと言うことを

私たちは自覚する必要がある。



だからこそ、この先必ず

日本の、日本人の死活問題となってくるであろう

種苗法の改定によって、

私たちがこの先何か大きな問題に直面した時に

初めて気づいて、

そんなの知らなかったと、騙されたと、

後でなんと文句を言っても

もう手遅れだということを

いま知らなければいけない。



知ってる人と知らない人の温度差が激しすぎるのは、

まだまだマスメディアの報道を

生活の真ん中に置いている人が多い

ということなんだろうな。



でも今回のコロナの件で、

マスメディアに違和感を覚える人が

少なからず増えたんじゃないかと思っている。




今、気づくことができなかったら

この先、絶対気づけない。


私たちには時間がない。

だから大切な自分の未来を他人任せにしないで

自分自身を静かに研ぎ澄まして欲しい。



この先起こることに、

過去の自分を後悔しなくて済むように。



日本の豊かな田園風景や畑を見て

癒しと懐かしさを感じ、

感謝のあふれる心を守っていきたい。


一寸の狂いもなく、そう思うのです。






前置きがかなり長くなり過ぎましたが、

本命はコチラ☟

種苗法について、

元農林水産大臣で弁護士でもある山田正彦さん

とても分かりやすく情報を出されています。

ぜひぜひぜひご一読を。



また東京新聞の社説でも、

分かりやすく問題提起がされているように思います。

種苗法改正 農業崩壊にならないか

社説

 
2020年4月25日

 国の登録品種から農家が種取りや株分けをすることを禁ずる改正種苗法案が、大型連休明けにも国会の審議に入る。国民の命を育む食料の問題だ。コロナ禍のどさくさ紛れの通過は、許されない。

 現行の種苗法により、農産物の新しい品種を生み出した人や企業は、国に品種登録をすれば、「育成者権」が認められ、著作権同様、保護される。

 ただし、農家が種取りや株分けをしながら繰り返し作物を育てる自家増殖は、「農民の権利」として例外的に容認されてきた。

 それを一律禁止にするのが「改正」の趣旨である。原則容認から百八十度の大転換だ。優良なブドウやイチゴの登録品種が、海外に持ち出されにくくするためだ、と農林水産省は主張する。果たして有効な手段だろうか。

 もとより現政権は、農業に市場原理を持ち込むことに熱心だ。

 米や麦などの優良品種の作出を都道府県に義務付けた主要農作物種子法は一昨年、「民間の開発意欲を阻害する」という理由で廃止。軌を一にして農業競争力強化支援法が施行され、国や都道府県の試験研究機関が保有する種苗に関する知見を、海外企業も含む民間企業へ提供するよう求めている。そこへ追い打ちをかけるのが、種苗法の改正だ。

 対象となる登録品種は、今のところ国内で売られている種子の5%にすぎず、農家への影響は限定的だと農水省は言う。だが、そんなことはない。

 すでに種子法廃止などにより、公共種子の開発が後退し、民間種子の台頭が進んでいる。その上、自家増殖が禁止になれば、農家は許諾料を支払うか、ゲノム編集品種を含む民間の高価な種を毎年、購入せざるを得なくなる。死活問題だ。小農の離農は進み、田畑は荒れる。自給率のさらなる低下に拍車をかけることになるだろう。

 在来種だと思って育てていたものが実は登録品種だったというのも、よくあることだ。在来種を育てる農家は絶えて、農産物の多様性は失われ、消費者は選択肢を奪われる。そもそも、優良品種の流出防止なら、海外でも品種登録をした方が有効なのではないか。何のための「改正」なのか。

 種子法は、衆参合わせてわずか十二時間の審議で廃止になった。種苗法改正も国民の命をつなぐ食料供給の根幹にかかわる問題だ。

 今度こそ、十二分に議論を尽くしてもらいたい。