大阪公演が終わり、残すは名古屋公演
帝劇が終わったころにお気に入りのキャストを書こうと思っていたのですが、
あれよあれよという間に2ヶ月近くたってしまいました
個人的な好みなので
軽く受け止めていただけると助かります
まずは
ジャン・バルジャン
ヤン・ジュンモさん
何といってもジュンモさん\(^_^)/
2015年ジュンモさんのバルジャンに出会って以来、ジュンモさんがミュージカルの基準になってしまいました。
今回更に進化したバルジャンでした。
ジュンモさんのバルジャンはとてもわかりやすい。
初めて見る人にとって歌詞を全部聴きとるのは難しいと思いますが
演技にメリハリがあるので見ているだけでよくわかるし、歌のトーンで理解できる。
『独白』までのバルジャンは荒々しく、憎しみ、怒りが爆発していますが、
神父様に助けられ、はっと神の御心に気付く場面もとてもわかりやすい
コゼットへの溢れる愛情
それゆえにマリウスにちょっと嫉妬してしまう
老人になってからは声が消え入りそうなくらいの声で、
もうお迎えが近いのだなということがでわかる。
大きな演技で、とてもわかりやすいけれど、実はとても細かい演技の積み重ね。
2回目以降もこんなところにもグッとくるというポイントがたくさん
特に女性、子供に対する声のトーンや仕草
何度見ても発見があり、魅かれる演技力。もちろん歌もうまい
「彼を帰して」は琴線に触れる歌い方で何度も泣いてしまいました。
吉原光夫さん
2015年はヤン・ジュンモさんしか見ていなかったのですが、その後日本のミュージカルを見始め、吉原さんの演技力に何度も持っていかれました。
今回はバルジャン、ジャベール両方チケットをとりました。
良かったです!
帝劇千秋楽が本当に素晴らしすぎて、ぜひこれをいつも見せていただきたいって思ってしまいました。
吉原さんのバルジャンは人間味のあるバルジャン
人として迷い苦しみ、決して聖人ではない一人の人間ということを感じました
でも根底にはとても優しい人柄がにじみ出ている。
「彼を帰して」をまっすぐ実直な感じに歌う姿、思った以上に感動してしまい、ボロボロ泣いてしまいました。
好きな場面はたくさんありますが、神父様から燭台を持っていくように言われ、泣きながら首を振って申し訳なさそうにしている場面に、人柄が出ていて好きです。
「独白」までの感情表現、演技がとても上手だと思いました。
マリウス
マリウスは3人ともよかった
でもダントツに良かったのはやはり
海宝直人さん
前回に比べ革命家としての意志の強さも加わり、更にグレードアップしていました。
砦でのアンジョとのやりとりはアンジョと友であり、対等の革命家としての意志があらわれていました
「カフェソング」も音符通りではなく、感情爆発させるところもあり、すごーくよくなっていました。
笑顔にやられちゃうのよね~
内藤大輝くん
歌唱披露をみて、気持ちの載せ方が上手だと思い、チケットを慌てて取りました。
海宝くんとは全然違うけれど、とても魅力のあるマリウス
母性本能をくすぐられるというか、放っておけないタイプ
初めてとは思えない、「カフェソング」のでき。
次回も楽しみです
田村良太さんは2年前には少し堅い印象があったのですが、
今回とても良かったように思います。
1度しか見ていませんでしたが、海宝君のマリウスと表現がよく似ていて、
「カフェソング」もとても良かった。
ファンテーヌ
どちらも甲乙つけがたい
知念里奈さん
何度も言って申し訳ないのですが、声が好きではないのです。
特に高音ででる「イー」みたいな耳障りな音がいやだったのですが、
今回それがなくなり高音が柔らかい音になっていました。
演技は本当に良いです。ベッドで亡くなるシーン
特にジュンモさんとのコンビが素晴らしい
和音美桜さんの歌はホントいよいですね。
演技も2015年に比べてさらに良くなっていて
なんと言ってもお綺麗で好きです♡
コゼット
清水彩花さん
こんなにコゼットって存在感があったかしらと思うほど、
コゼットの人柄、バルジャンと生きてきた人生が滲み出ていて
コゼットの人物像が理解できました。
歌には感情が溢れ、
ちゃんとコゼットも恋をしているんだとあらためて気付かせてくれました。
バルジャンが召される前の二人のやりとりは深い愛情が感じられ
バルジャンの演技とあやコゼの演技が相まって更に泣けました
小南満佑子さんは見た目もかわいらしいく、歌も安定していました。
マリウスとのバランスも良いですよね。
帝劇初めの頃は、歌はよいけれど、まだ動きが固いかなと思っていましたが、後半は清水さんの演技に近づいてきてとても良くなっていました。2年後が楽しみです
長くなりそうなので、次にまた載せますv(^-^)v