「韓流ミュージカル続々上演」
という記事のタイトルを見て??となりました。
日本上演はどんどん少なっているイメージですが・・・・
以下記事の抜粋です。
↓
日本でミュージカルといえば、米国のブロードウェーや英国ウエストエンドの作品が多いが、
最近は韓国ミュージカルも増えている。
韓国はミュージカル市場の成長が著しく、オリジナル作品の制作も盛んだ。
映画、ドラマ、K-POPに次ぐ「韓流ブーム」となるのか注目される。
韓国ミュージカル雑誌「THE MUSICAL」によると、
韓国では1990年代からオリジナル作品づくりが活発になり、
2015年にはソウルなど首都圏で上演された203本のうち
オリジナル作品は156本と76%を占めた。
韓国ではオリジナル作品の制作を支援する企業や財団も多く、
20~30代の若手作家が作品を発表する機会も多い。
2005年ごろから韓国でオリジナル作品を見続けている市村さんは
「韓国には
ミュージカルの楽曲をオーケストラ用に編曲できる若い作曲家が多く、勢いがある
と評価する。
日本では2000年代の韓流ブームも手伝い、韓国オリジナル作品がいくつか上演されたが、文化交流の側面が強かった。
2010年ごろからは日本でも人気の韓国人アイドルらがミュージカルに出演。
徐々に韓国人俳優による来日公演が増え、
ここ数年は韓国作品を日本人俳優で上演する形態が増えている。
舞台や照明、音響など優れた舞台技術を誇る日本と、オリジナル作品を生み出す韓国。
市村さんは「日韓が互いの利点を補完して、オリジナル作品を作りたい」と夢を膨らませる。パク編集長も「韓国オリジナル作品のレベルを高めるためにも、日韓双方が共同で制作するという意識を持ってほしい」と期待する。
元記事↓
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2016050102000190.html
韓国創作ミュージカルを日本人俳優が上演することを
「韓流ミュージカル」というのかどうか・・・
ライセンス契約での上演が増えるということですね。
たくさん上演されているように見えますが、
ここ最近、目に見えて来日公演は減っています
おそらくオリジナルメンバーによる日本公演は厳しくなっていくのではないかと思います。
というのも
韓国ではミュージカルバブルと言われるくらい、多くのミュージカルが上演され
俳優さんは大忙し。
人気俳優さんは切れ間なくキャスティングされているし、
上演中に次のミュージカルの稽古、オーディションなどなど。
そんな中2.3週間日本へ来ると言うのは厳しいのかも。
上の表で抜けていますが、
「VAMPIRE」は韓国では上演されていない、日本でだけ上演した創作ミュージカルです。
それまでに比べて来ている俳優さんが少なく、知っているのはゴンミョンさんだけ。
(実際はとっても素敵な俳優さんがいましたが)
パンフレットには演出家が「来てくれてありがとう」と、
無理をして来てくれたゴンミョンさんにお礼が書いてありました
これからは、韓国ミュージカルの日本人キャストによる上演
という形が増えるようですが、
それだけでなく最近ミュージカルは日本、韓国(アジア)で
新たな展開をしているようにみえます。
日本のミュージカルを輸出した『デスノート』『オケピ!』
『花より男子 The Musical』は韓国、中国、台湾などへの輸出を念頭に置いているそう。
韓国で小池修一郎さんが『モ-ツァルト!』を演出とか。
ぴあの韓国ミュージカル上映会と
『レミゼラブル』「ミスサイゴン』に韓ミュ俳優さんがキャスティングとか。
これから何が起きるか楽しめそうですが、
韓国のミュー俳優さんを好きな私にとってはちょっと寂しい。
韓ミュ俳優さんも巻き込んで新しい展開があるといいなあ。