6年前の4月、当時の職場の女性上司を亡くしました。
急性くも膜下出血で、52歳の若さでした。
 
彼女はいわゆる姉御肌で、お酒好きで少し厳しくて、とても優しい人。
当時、独身で彼氏もいなかった私の未来の結婚式に、「はいはーい、私ぜったい行くー!!」と酔っ払いながら大きく手を挙げてくれた可愛い人。

たとえこの先部署が変わっても、ずっと繋がっていたいと思いました。私にとっては、上司の枠を超えて、もう一人のお母さんのような、そんな存在の人でした。

彼女には当時、まだ就職したての長女と、専門学校に通ってる次女の、2人の娘さんがいました。娘さんの結婚だって、孫だって、これから楽しみなことが沢山あっただろうに。

いい人ほど早く亡くなる。
神様は本当に意地悪だ。

3年前、夫との結婚が決まったとき、一緒に墓前に報告に行きました。
そして娘が産まれた今、今度は3人でお墓まいりに行ってきました。

「ママの大好きだった人だよ。素敵な人だったんだよおねがい

彼女の名前にちなんだ、紫色のお花を供えました。

高速の長旅だったけど、娘は最後までとてもいい子でした照れ
素敵な思い出の一日になりました。