ニンジャ・アサシン【ネタバレ】
存在そのものが伝説の暗殺集団"小角(おづぬ)の一族"に育てられた最強の暗殺者、雷蔵。彼は仲間すら情け容赦なく処刑する一族に疑問を抱き、抜け忍となった。ユーロポールの科学捜査官ミカは、政治家の暗殺と莫大な金の動きが不自然にリンクしていることに気付く。影の暗殺集団の存在を知ったミカは小角の一族に命を狙われるが、間一髪のところで雷蔵に救われる。そして、ヨーロッパを舞台にした命がけのチェイスが始まった…。
【2010年3月公開】] 製作国・アメリカ
忍者をなめてました。心から謝りたい。そんな気持ちになりました。
忍者ハットリくん、サスケ、女ねずみ小僧、日光江戸村、忍たま乱太郎など、身近にして正体はつかめず(忍者なだけに)、修学旅行で忍者屋敷に行ったときも(場所すらも失念している)
「え?この程度の仕掛けで騙されてたの??どんだけ??」
と、うっすら上から目線でいたことを告白します。
また、水遁の術的なモノをアメリカ人がどのように表現しやがるってんだ!!と、調子付いて借りてきたのが事の発端だったことも告白いたします。
いや、しかし、この「ニンジャアサシン」とジャッキー・チェン様の「新宿インシデント 」を、新たなカテゴライズとして「少林サッカー 度の高い映画」としたいと思いました。
「新宿インシデント」については、後日改めてブログに書こうと思ってます。
冒頭のシーンから、いきなり「OSAKA」でヤクザに黒い砂を送るニンジャ…
顎だけ残して手裏剣で頭を横にまっぷたつに切るニンジャ…
どんぐりまなこにヘの字口じゃなかったのね?
そして、主人公・雷蔵ですが、けんざんの上でヨガ、体脂肪率0%…
子供の頃の戸塚ヨットスクール以上の厳しい修行…
忍たま乱太郎の忍者学校なんかで、あんなアグレッシブな忍者が育つわけがなく…日本のお子様たちが騙されてる気分になりました。
ちょうどその年頃の雷蔵くんは…
修行で相手を殺戮!殺戮!殺戮!!
んで、何を期待していたかっていうと、もちろんアクションシーンなんですが、なんか血しぶきとか、CGなんかに圧倒されてしまい、贅沢いうと、もっと組手的なものが見たかったなぁ…とちょっと物足りなかったです。
警察対ニンジャ、警察は重装備ですが、ニンジャって布1枚という身軽さで、サッとマスク(頭巾)を被ったりするシーンは、少林サッカー度が高くて、ちょっと興奮しました。
でもニンジャものをもっと見てみたくなったし、この雷蔵役のRain(ピ)、とても素敵だったんですが、韓流好きの友達に「今更何を…!!」と言われるくらいの人気者だったんですね。殆ど血まみれだったので、普段どんな人だかさっぱり想像つかないんですけど、たくさんアクション映画に出てもらいたいですよ!!カッコよかった!!
でも本当はショーコスギに心奪われ度
80ポイント
ショーコスギの偉大な功績を知りたくなった度
100ポイント
ミカの心臓の位置に対するカトちゃん的二度見のビックリ度
120ポイント