こんばんは
前回の続き!これで最後ですゼーハー
長すぎてごめんなさいねまとまらないのよ
勇気づけ
人生のタスクも課題の分離もわかった
では対人関係はどのようにしていったらいいのか?というと…
すべての対人関係を横の関係とする。
横の関係に基づく援助のことを勇気づけとよぶ。
意識の上で対等であること、そして主張すべきは堂々と主張することが大切。
人は褒められることによって自分には能力がないという信念を形成していく。
褒めてもらうことが目的になると他者の価値観に合わせた生き方を選ぶことになる。
どんなに偉い人でも年上でも有名人でも、あるいは自分より弱い立場の人でも、意識の上では横の関係、対等な関係でいることが大事だとアドラーは言っています。
人を褒めたり叱ったりするのは、実は人を見下している行為
じゃあ人を勇気づけたい時、何を言えばいいのかというと「ありがとう」なのです。
人は感謝の言葉を聞いた時、貢献できたと感じる。
自分に価値があると思えた時だけ勇気を持てる。
行為のレベルではなく存在のレベル
存在しているだけで感謝
普段は忘れているけれど、人は存在しているだけで周りの人にとって大きな価値がありますもちろんあなたもね
こうやって考えてみると、今の自分ってものすごく幸せであることに気が付きませんか?
幸せであることには目を向けず、足りないものばかり数えている…そんな傲慢な自分を反省します💦
自分が幸せであることに気づくと、自然と自分以外に意識が向けられるようになります
他者が私に何をしてくれるかではなく、私が他者に何をできるかを考え、実践すること。
自己への執着を他者への関心に切り替えること。
そして共同体感覚(他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所がある感覚)を持つこと、それをより大きな共同体にしていくことが大事だとアドラーは言っています
私はこの本を読んでから、幸せの沸点と言いますか、閾値がさらに低くなりました
あぁ、今日もみんな無事に過ごせたなぁ
家族みんな健康でよかったなぁ
あったかいお風呂に入れて幸せだなぁ
トイレの水が流れてありがたいなぁ
ふかふかの布団は気持ちいいなぁ
こんなことを考えているとスムーズに寝られます笑
日本は恵まれすぎて当たり前になってるのよね。だから幸福度が低い
せっかく毎日が幸せなのに、失ってから気づくのはもったいない。
子供の小学校の教科書に載ってた「ずーっとずっと大好きだよ」みたいに、大好きな人にありがとうってちゃんと伝えて、毎日小さな幸せに感謝しながら生きる人生がいいな
「いま、ここ」にスポットライトを
人生は上がったり下がったりの年表のようなイメージ、あるいは山登りのように目標に向かって登るイメージがあるかもしれません⛰️
しかし、過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではありません
人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと。
過去と未来ばかりに光を当てていること。
それでいいのです。
過去や未来を見る必要なんてなく、「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てて、今この瞬間に最大限の力を発揮するべきなのです
終わったことをクヨクヨ考える、先のことを考えて不安になる、人間ってこういう時間が意外と長い
カーネギーの本に「賢者には毎日が新しい人生である」って言葉があるけど、とにかく今日1日に集中してベストを尽くすことが、きちんと「生きている」ことになるのですな勉強もそうだね
人生とは?
戦争や災害で簡単に消えてしまう命もある中で、人生の意味ってなんなんだろう?って思いますよね
人には宿命があるとか、役割を持って生まれてくるとか言われますが、アドラーの意見はこうです
一般的な人生の意味はない。
人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。
自分が生まれた意味は自分で与えるしかない。
「運命だから仕方ない」って捉えるよりも、能動的で私は好きだな
最後にアドラーは、自分の信じる道を精一杯進むべきだと強く主張しています。
でも道ってなんだ?
間違うこともあるよな?
と思ったら道しるべがありました
導きの星は他者貢献
他者に貢献するのだという導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きて構わない。
誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。
わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。
子育てでも、恋愛でも、仕事でも、それが誰かのためになるなら、周りを気にせず全力で取り組むべきってことですね法律とか世間体とか関係あらへん
はい、ということで長くなりましたがこれにて終了ですゼーハー笑
仲間意識とか課題の分離とか、それだけで心が軽くなるテクニックもあったし、
今ある幸せに気づくことで、ポジティブな解釈ができるようになるんじゃないかなと私は感じました
こういうのはいい悪いじゃなくてさ、考え方捉え方の引き出しを増やすことが大事なんだと思ってる視野が広がるとそれだけ悩みも減るからね
ざっとキーワードをまとめておきます
幸せかどうかは自分が決めている
劣等感は客観的な事実ではなく主観的な解釈
目的論と原因論
人生のタスク
人々はわたしの仲間である
人生の嘘
課題の分離
他人に承認される必要などない
勇気づけ 横の関係 存在だけで感謝
「いま、ここ」にスポットライトを
人生の意味は自分で与える
導きの星は他者貢献
嫌われる勇気
最後までお読みいただきありがとうございました
かなり端折って書いていますので、気になる方はぜひ本を読んでみてくださいね図書館にもあります!
少しでもお役に立てたなら幸いです
それでは♡