「本当は塾に行かせるか行かせないか悩むところを、病院代に消えるせいでお金が無い。」


とある中学生男子のお母さんの言葉です。


このお母さんが苦しんでいるのもよく知っています。


知っているけど、これは見過ごせません。


このお母さんの息子さんは現在中学生で、不登校がまぁまぁ板についてきているのですが…


私から見れば私よりも典型的な不登校です。


学校に行くことを考えると腹痛に襲われる子です。


お母さんは不登校の息子のために仕事を辞め、息子のたまの登校を支えています。


ママ友と話が合わなくなったそうです。


本当に、不登校児のお母さんには頭が上がりません。


辛いと思います。


「一番辛いのは息子さんだよ。」

と言われるその人の辛さを分かろうとする人は少ないと思います。


辛いことは承知の上で、だめです。


うつ症状がある時は、褒め言葉は聞こえなくなり、嫌な言葉だけが頭に響きます。


負の言葉だけ地獄耳になります。


世界がどんどん色褪せていきます。


思うのは自由です。

思うのが当然でしょう。


でも、それがバレないようにしてください。


病んで不登校になっていると、本当に僅かな、ちっぽけな自尊心で生きてます。


部屋にこもることで身を守ります。


亀ですね。


その僅かな自尊心を崩すのが、言葉です。


余裕が無い時に人に優しくするのが難しいのはわかります。


ただ、そう思っていることがバレないようにして欲しいんです。


どこから情報が入るか、漏れるかわかりません。


それがバレてはいけない思いだということをわかってほしいんです。


私は、このお母さんの息子さんが羨ましいです。


うちは母子家庭とはいえ、本当に酷い時はよく死ななかったなと思ってますから。


お金が必要、でもその前に私が死んだら意味無くない?って思ってました。


母は母でその時はパニックだったそうです。


なので、死ねない状況を作ってくれるこのお母さんの息子さんが羨ましいです。


お母さんが働かなくても大黒柱のいるこの家庭が羨ましいです。


よく日本では自殺だなんだって言いますけど、私は海外で言われる絶望死という言葉の方がしっくり来るんです。


だって、望んで生まれてきたかなんて一部の人にしかわからないじゃないですか。


たまに前世の記憶があるという人とかいますが、大抵の人は胎内記憶すらないですよね。


普通に育って、小学校を卒業して、中学校を卒業して、高校を卒業して、働いたり、進学したり…


道をズレることがないと子供が保障した例なんてないでしょう。


というか、ズレたい子供なんていないと思います。


私だって胎内に戻れるなら、

「中学は私立へ行き、病んで不登校になり、23歳になっても大学を卒業してないけど産みますか?」

って聞きますよ。


そこで世界が終わっても文句はありません。


でも、そんなことできるわけないじゃないですか。


産まれて生きてみないと、そんなのわからないです。


それなのに、一般的に子供を育てるのにかかる金額は〜って考えるのは、少し勝手が過ぎませんか。


言葉が強いのはわかります。


生きてるだけで許してはもらえないでしょうか。


それがだめなら死んでもいいですか。


大袈裟かもしれません。


病院代、高いのは分かります。


家庭によって上限が違うのも対応が違うのも分かります。


ただ、そう思っていることが不登校児にバレることは、

「普通の子ならかからないお金があんたにかかってて大変だ!」

って言ってるのと同義です。


「お金がかかってごめんなさい。育ててくれてありがとう。」

これは、言わせる言葉じゃありません。


どうか、バレないようにしてください。


それじゃないなら、生きることを諦めること、許してください。


このお母さんがそうじゃないこと、知ってます。


死んで欲しいなんて我が子に思う親、ほんの僅かでしょう。


でも、不登校児の心境もわかるんです。


一番安全なのは、親子で通院することですね。


癌専門の病院だと、患者家族のサポートも病院の仕事じゃないですか。


どんな病気だって、患者と患者家族が切れない関係なら、病院は患者家族も対象にすべきだと思います。


余裕なくして人に優しくはできませんから、家族にだって吐き出す場は必要です。


不登校児を支える、特にお母さんには頭が上がりません。

安全に吐き出せる場所を見つけてください。


どうか、不登校児の耳に入らないようにしてください。


お願いします。


ちなみにこの投稿の元は3親等内の問題なので、このお母さんのことも息子のこともよく知ってます。


身内目線というより第三者目線なので親族の俗称使わずに書いてみました。