こんにちわ、マダムユリアです
息子の誕生日でした と言っても、
40歳!なんですけどね
4ちゃいくらいなら、可愛いお話なんだけど
40のろうそく この機会でないと、もうろうそくも立てないでしょう
それに滅多にうちに来るわけでもない
自分の息子が40歳になったことは、本人もびっくりだけど私もびっくりです
息子をスペインで出産した私は、当時あらゆることが初めてづくしでした
だから、出産することもスペインで育てることも、新たな現状の外でしかない感覚
言葉も文化も違うので、日々の生活に慣れることなく、新しい出会いと驚き、発見の連続でした
夫が、日本から手伝いに来てくれた私の母をバルセロナ空港に迎えに出かけた直後、私は破水しました
出産は2~3日先だろうとのんびりしていた私は、歩いてすぐそこのクリニックなのに、タクシーを呼ぶのもままならない状態で
到着してすぐに陣痛が始まり、2時間ほどで出産したのでした
しばらく私と息子だけの時間が流れていました
スペインは赤ちゃんをうつぶせ寝にして育てるので、着せられたおくるみは前と後ろが反対になっていました
夫と母がクリニックに到着した時には、息子は私の隣で眠っていて
緊張の瞬間を味わうことはなかったわけですね
その夜、別のご婦人のお産があったみたいで、叫び声が院内に響き渡っていました
翌朝、「日本人は静かなのね」と看護師さんにいわれたけど
言葉もよくわからず、痛みに耐えていたことしか覚えていません
スペインではベビーベッドを夫婦の寝室には置かない
夫婦ともに日本人だけど、何でも受け入れてみる
おまけにうつぶせ寝だから、心配して何度も見にいく日々
おかげさまで「平たい顔族」なのに平たい顔にはならず
でも「平たい顔族」だから、どこに行っても可愛がられて(珍しくて笑)すっかり人気者だった
彼のコミュニケーション能力は、性格もあるけど生い立ちだな
大人も子供もベビーカーを覗き込んでは「平たい~」と大喜びしていました
そんな息子が一時帰国した時、当たり前に誰かれなく挨拶していた光景
こんにちわが言えないから「ちわ~」「ちわ~」
でも誰も何も言わないので、とうとう泣き出したことがあったな
それほどスペインの人たちは明るく陽気
そんな息子も結婚して10年になりました
私が別居・離婚・再婚と、目まぐるしく彼の人生を振り回したことに懺悔の気持ちがあったり
息子が自立していく姿を見て寂しく思う過保護な想いがあったり
「親として」もの申したいエゴが顔を出したり
数年前、そんな自分と向き合い
感情や価値観からの「葛藤解放」を徹底的にやりました
ずっと海外で暮らしていると、これがラクにできるけれど
やはり日本では、時間もかかるしキツいものです
子供は所有物ではない
天から一時期預かっているだけ
つい心配になるけど、心配というフィルターを通して子供を見ていたら
いつまでたってもきっと心配なままの子供の姿を見ることになる
私はこんなにあなたを心配している、あなたを助けてあげられるのは私
それをやりたい親も多いですね
先日、カフェでお隣に座っていたおばさんたち
私よりも年下だけど、話題は孫の誕生
お嫁さんが出産するので、いろんなアドバイスをしているらしいけど
ちっともそのとおりにしないとボヤいている
そして「たくさん教えてあげているのにね」と他のお二人も便乗している
挙句に「あの根拠もない自信はどこから来るんやろね?」
若さの源泉にあるキラキラ輝くエネルギーにきっと嫉妬してるんだな
私もいろんなところに行けたのは、あの根拠もない自信があったからだわ
おばさんもやりなよ、自由に
子供のことは子供が自分でするからさ
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