皆さまこんにちわ、マダムユリアです
すごい雨が降りましたね
最近、うだるような暑さも雨も、私の頭をかすめるのは、庭です
引越した家に庭があり、毎日手入れをしてきました
以前住んでいた人には庭が不要だったのでしょうね、荒れ放題でした
少しずつ花やハーブを植えました
狭い庭ではあるけれど、比較的広めのところを選んで畑を作りました
「菌ちゃん先生」こと、吉田俊道先生が指導されている自然農法をやってみたくて、引越し先に庭がほしい!のゴールが叶ったのでした
いくつか物件を見ても、見送ってゴールの質を上げる!という
見えない世界のルールを実践しました
虫が嫌い、土が嫌いだった私
幼い頃は庭に畑があっても何の関心もありませんでした
そんな私が、とある治療家の先生から「これ読みませんか?」とおすすめされたのが
福岡正信さんの「わら1本の革命」
数年前のことでしたが、夢中で読み、衝撃を受けました
「わら1本の革命」は世界20か国で翻訳されています
耕さない、肥料を使わない、除草しない、農薬を使わないという4つの原則に基づく農業を提唱し、自然と調和した持続可能な農業方法を実践した方
実践なんて言うには言葉が簡単すぎる
自然を信じ考えを貫くこと、時間をかけて自然と向き合い観察を続けて辿り着いた世界
自然農法なんて言葉があるってことは、もう何十年も「不自然農法」が罷り通っているわけですね
稲わらを田に残して自然のマルチング効果を利用し、土壌の保湿と養分供給を促進するこの方法は、自然のサイクルを尊重し、自然に任せることで労力を減らし、ひいては農作業を楽にすることにつながった
この本のことが頭から離れなかったある日、
岡山県備前市の備前焼の作家さんのお宅にお邪魔する機会がありました
素晴らしいアトリエでした
そこでなんと、人間国宝さんとお目にかかることになります
滅多にお会いできないらしい方なのに、ひょっこりお越しになられたのでした
ついさっき、備前焼ミュージアムでその方の作品をたっぷり鑑賞してきたばかりだったので実際にお話しさせていただける光栄
備前焼は六古窯のひとつ
釉薬を使わずに焼き上げるため、焼成時に藁を表面に巻きつけて焼くことで、独特な模様が生成されます
藁が燃焼すると、その灰が酸化鉄と反応して表面に美しい斑点や線を形成し、備前焼特有の風合いを生み出し、一つ一つの作品に個性と美しさを与えるだけでなく、
藁灰の付着により、陶器の表面に微細な気孔が形成されるため、保湿性や通気性が向上するのです
この焼き締めと呼ばれる作品が備前焼のファンが多い理由でもありますが、お話をお聞きしていると、どんな藁でもいいわけではないそうで、自然農法で稲作をしている畑の決まった農家さんのものしか使わないとのことでした
手触りに魅せられて購入して以来、私は備前焼の器でご飯をいただいています
自然農法も備前焼も、藁の持つ力を最大限に活かす、持続可能な循環を見せてくれていることに感激したのでした
毎日そのお椀やお皿を手に取っていると、お料理が美味しく感じるのですよね
引越して、畑ができたらな
土地を持たない風来坊な運気の夫婦なのにね
現実になり、汗だくで土を触る毎日
なんせ荒れた庭でしたから
誰も借り手がない状態で、私たちを待ってくれていた?としか思えないのです
スポーツしても色白で有名?な夫は日焼けし、髭も剃らずに庭にいたおかげでダンディーになりました
これは副産物だったね
ようやく畝が完成し、雨を待って、黒マルチを掛けました
菌ちゃん先生も自然の循環だけで、誰でも本当に美味しい野菜を育てることができる方法を教えてくださっています
毎日気になるのは天気だよ
自分の予定じゃなくて、畑や土のことを考える
微生物が増えることだけ考える
糸状菌が育つことだけ考える
土いじりしていると、お腹が空いてご飯がおいしくて、よく眠れる、いいことだらけ
それだけで有難い
6月末までに黒マルチを掛けられたら、9月末に冬野菜が植えられるというタイミングもバッチリです
しばらくは何もしない
これが菌ちゃん先生の自然農法のやりかた
福岡正信さんに通じます
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