”ファイナルファンタジー” というゲーム、

以前から知ってはいましたが、これほど映像が美しく

面白いものだということを本作で初めて知りました。

たしかにこれは ”FF沼” ですね~ ウインク

 


 

 

 

 

仕事一筋だった父(吉田鋼太郎)が昇進直前に突然退職した。

家では何もすることがなくテレビを見てぼ~っとしている父に

アキオ(坂口健太郎)はオンラインゲーム(FF14)を薦める。

今まで会話も少なく父のことを理解できなかった彼は

ファイナルファンタジー内の正体を隠したアバターだったら

うまく話ができるのではないかと思ったから…。

 


 

 

 

 

幼少期、父とファイナルファンタジーで一緒に遊んだことは

アキオにとっては宝物のように大事な思い出だったのでしょう。

「まだこの世界には知らないものがいっぱいあるから。」と

父は夢中になり元気になりますが、実は家族に告げていない

秘密があり…。

 

 

仮想空間と現実世界それぞれの人間関係や距離感が

巧みに描かれていて、そのバランス感がすばらしく

評価が高いのも頷けます。

 

 

 

 

 

 

吉田さんの真面目?な ”インディさん” がカッコよくてキュート。

ゲーム当初の不慣れなシーンが可愛くて、思わずクスっとしたり。

坂口さんの ”マイディさん” は、美しくてとっても強い。

おふたりともピッタリの役柄ですね。

 

 

そういえば、私の知人も

数年前から ”ポケモン” を息子さんと一緒に遊ぶようになったら

ゲームの話題で盛り上がり、昔のようによく話すようになったと

喜んでいたのを思い出しました。

 

 

家族や同僚も 皆いい人ばかりで観ていて気持ちがよく

終盤の父子関係にはほろりとしました。

挿入曲も感動的でよかった~照れ