現在、一部の映画館で
リバイバル上映されているみたいですね。
動画配信も便利でいいけれど、
やはり映画館で観たいなあ、と思う今日この頃です。
主人公は、ロンドン西部のノッティングヒルで
旅行専門書店を営んでいるウィリアム・タッカー (ヒュー・グラント)。
お客さんもあまり入らないので、退屈な毎日を送っていたのですが、
そこへ…
なんと!
ジュリア・ロバーツ演じる女優アナ・スコットが、撮影の合間にお忍びで訪れ
ウィリアムと運命の出会いを果たすのです。
「プリティ・ウーマン」 もよかったけれど
ここでのジュリア・ロバーツは、品があってキュート!
ここのシーン、何度観ても ドキドキ します。
(すっかりウィリアム目線になっています~)
温和で優柔不断なウィリアムと
コミカルな同居人スパイクとのやりとりが面白い。
ヒュー・グラントは、もちろんハマリ役。
一見変人のスパイク役を演じたリス・エヴァンスは
この作品でブレイクしました。
実際は、渋くてカッコイイですよね。
「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」(2016)や
「キングスマン ファースト・エージェント」(2020)にも
参加しています。
こちら延期になりましたが、日本公開日は12月24日に
決まったそうです。
カッコイイポスターにも写っていますよ。
個性的な周りの人たちの優しさやあたたかさにも
ホロリとさせられます。
女優とはいえ人間同士、お付き合いをすれば
ぶつかり合うこともある。
ましてや、このふたりの場合は環境が違いすぎるし。
ウィリアムから別れを告げられたとき
アナは素直な胸のうちを言うのです。
「私もひとりの女よ。
好きな男の人に愛して欲しいと願っている。」 と。
ハリウッドのトップ女優が、
不器用だけれど誠実な書店主と出会って
恋に落ちるという鉄板の “格差愛” は
どこか 「ローマの休日」 を彷彿とさせます。
(やっぱり映画は夢がなくては、ね。)
美しいロンドンの風景や
ここぞというところでかかる、
抒情的なエルビス・コステロの 「She」 ♬
感動的なラストシーン、と
魅せられっぱなしのロマンティックコメディです。
今夜のスーパームーン。 (22:10頃)
薄曇りで、はっきりと見えなかったけれど
目に焼き付けましたよ。