むかし むかし…

小学生だった私たち姉妹は 毎月のおこづかいやお年玉を貯めて

毎年 「母の日」 には、ささやかな贈り物をしていました。 

 

 

ある年、妹から

「今年は、わたし、、お手伝い券を作って渡すことにするけれどいいかな。」 との

相談を 直前に受けた私は、

「あ、それもいいよね。 ママ きっと喜ぶと思う。」 とこたえ

ひとりでエプロンを贈ることにしました。

 

 

母の日当日。

きれいに作られた 「お手伝い券」 を贈られた母は

とっても嬉しそうでした。

 

 

ところが、数日後、

大切に取っておいた 「お手伝い券」 のうち

「おそうじ券」 を切り取って 

妹に 「使ってもいい?」  とお願いした母は、

なんと! 「それは、もう使えなくなりました。」 と

言われたそうです。  えー

 

 

 

 

 

 

 

 

だからというわけではないでしょうが、

今では 「お花はね、いつもあるから、和菓子のほうがいいわ。」 と

現実的なことを言うように。

まぁ、わかる気がしますけれどね。

毎年、母娘で思い出す 笑い話です。ウインク

 

 

そんな母に 面と向かってだと 照れてしまうので

ここに記すことにします。

 

 

いつまでも 元気でいてくださいね。 おねがい