毎日楽しみに観ている、NHKの連ドラ 「とと姉ちゃん」。
激動の昭和の時代に生きた、小橋常子 (こはしつねこ) が主人公で、
演じている高畑充希さんは、大好きな女優さん。
常子の人生は、一世を風靡した生活総合誌 『暮しの手帖』 の創業者である
大橋鎭子 (おおはししずこ) 氏の軌跡をモチーフとして描かれていきます。
子どもであっても、”ひとりの人間”として、丁寧に接してきた父が、
日々、家族と大切にしてきた 「当たり前の暮らし」 。
(父親役の西島さんが、結核で亡くなる場面は、涙がとまりませんでした。 )
今後、三姉妹で、女性向けの雑誌づくりをしていくのですが、
そこで、『暮しの手帖』 を国民的雑誌に育て上げた、
天才編集者の花森安治氏 (役名は伊佐次、唐沢寿明さん) と
出会います・・・。
主題歌は、宇多田ヒカルさんの書き下ろし 「花束を君に」。
亡くなる前に遺した、父の ”お願い” を忠実に守ろうと、
小さな肩で、母と妹たちを支え、家長として力強く生きていく
常子から目が離せません。
次回は、あるところで接点のある、
鎭子さんのステキなご本を紹介いたしますね。