昨日の舞台挨拶でのこと。
初日の最終回で、マスコミが入っていないせいか
柴崎コウさん、真木よう子さん、寺島しのぶさんは、
作品の裏話とかをたくさん語ってくださいました。

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コウさんは、カフェで働いている
お料理が得意なすーちゃん役。
仕事が好きで、自分の世界や考えを
しっかりと持っている、
でも、恋には臆病な女性を演じています。


「今までは、キツイ役柄が多かったので
こういう穏やかな役で嬉しいです。
好きなシーンは、”まいちゃんと写真を撮るシーン。
あとは、ふたりで、自転車に乗って泣くシーンかな。」
私も好きでした涙


こういう穏やかなトーンのコウさんも素敵だな~






    …*




真木よう子さんが演じているのは、
OA機器メーカーの営業ウーマン役。
上司のセクハラ、パワハラ、不倫、と
ストレスがたまるばかり・・・。
(イヤ~な相手に、お辞儀をしながら、ストレッチするシーンには、笑ってしまいました~)

「好きなシーンは、やっぱり 自転車で大泣きするシーン。
ちょうど、自分がおちていたときだったので、映画を観て癒された」 そう。



                      わぁ~い   わぁ~い   わぁ~い



寺島しのぶさんは、優しいさわ子さん役。
女3世代で暮らしていて
母親とふたりで、祖母の介護をしているWEBデザイナー
さわ子さんは、結婚願望もあり、
いいところまでいくのですが、
お相手の一言で傷つく・・・。
(皆、口をそろえて あれはひどい!と。)

とっても謙虚な方で
「自分の演技はひどくてみられない。
好きなシーンは、3人のお鍋パーティーかな。」 と。



皆さん、飾り気がなくって 本当におキレイでした。
「私は、ぐいぐいこられるのが苦手なので、
3人とも同じだったので楽だった。」 と真木さん。


御法川監督は、男性なのに (←それもイケメン)
これほどまでに、女性の本音をわかっていらっしゃるとは!
「ここに出てくる男性は、悪気はないけれど
女性を傷つけてしまうことを言ってしまう。
女性はもちろん、男性にも観てほしいです。」 と
締めくくっていらっしゃいましたよ。


ぬるま湯につかっているような、
そんな気持ちのいいひとときでした。



                                               おわり 双葉