この本と出会ったのは、たしか10歳頃だった、かな?
自身の中で、「赤毛のアン」 とか
いわゆる ”少女もの” が 全盛期でした。
映画でもそうなのですが、
”出だし” で その作品が好きかどうかが
ほぼ決まりまして、、、
この本も 書き出し から ぐいっと引き込まれました。
それに、小さいながらも
村岡花子氏の訳が好きでしたし。。
愛する両親を亡くしたパレアナは、
気難しい伯母さんに引き取られるのですが、
ひとりぼっちの少女には、あまりにも 辛い境遇のなか、
彼女は、どんなことからも 何か喜びを見つけることを
自分に課すのです。
明るく、素直なパレアナが始めた
”なんでも喜ぶ”ゲームは、村中に広がって
人々の心を結びつけていく、というストーリー。

”いつでも喜ぶ” ということは
決して 単なるお人好しで出来ることではなく、
常に強い意志と努力が必要だということ。
ポーター女史は、
パレアナを通してこう語りかけています…。
大人になっても 難易度高いことだけれど
できるだけ 笑って 毎日を過ごしたいですものね。
