5月公開だった作品で、
アップするのを 忘れておりました。
舞台は、ハワイ・オアフ島。
主人公のジョージ・クルーニーが、
ダンディなスーツ姿ではなく 珍しく アロハやTeeスタイル。
そして、こう言うのである。
「ここ15年は、サーフィンなんかしたこともない。」
クルーニー扮する弁護士のマットは、
仕事一筋で、家族と向き合おうとしてこなかった。
ところが 妻のエリザベスが
ボート事故で、昏睡状態に。
それから この家族に
信じがたい事実が、次々と発覚するのである。
マットだけが知らなかった妻の浮気。
困惑と怒りを抱え、娘二人に長女の男友達(←笑えます)と
妻の浮気相手に会う旅に。。
真実を知った時のマット。
心の中は、ぐじゃぐじゃだったけれど
意外に、冷静な対応だったと思う。
娘たちに無様な姿をさらしながらも
家族の絆を求め、
子どもたちに 豊かな自然を残そうとする。
妻が掛けていたキルトを掛けて
リビングで一緒にテレビを観るシーン。
( 個人的に、印象的なシーンでした )
家族の危機を乗り越えて
生まれた父と娘たちの信頼の絆。
ひとは、いくつになってもやり直せる。
ところどころで、修羅場を見せながらも
一方では、静かな愛情もにじみ出ている
”穏やかなタッチ”の作品でした。