10歳の私は、頭脳明晰であるホームズに夢中になり、
次の巻が待ちきれなかったくらい。
本作は、原作者のコナン・ドイル卿が、シリーズを終わらせるために
作り上げたと言われている、あのモリアーティ教授が、遂に登場!
彼は、ホームズに匹敵するくらいの知的能力を持っている
史上最強の犯罪者。
少女の頃、自ら手を下さず、狙った獲物ははずさない、
狡猾なモリアーティが大嫌いでした。
今でも、もちろん嫌いです!
巷を賑わせる連続爆破事件。
その裏に、黒幕がいると推測したホームズ(ロバート・ダウニーJr.) は、
怪しげな社交クラブに潜入、そこで、ジプシーのシム(ノオミ・ラパス)と
出会う。
モリアーティの邪悪な陰謀を阻止するために、ワトソン(ジュード・ロウ)と
フランス、ドイツ、スイスと追い詰めていく…。
原作を覆すアクティブなキャラのホームズ。
今回は、天才的な頭脳と頭脳の攻防戦、
いえ、攻攻戦が見ものです。
原題: SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS (2011年 米)
(C)2011VILLAGEROADSHOWFILMS(BVI)LIMITED
映画では、
順を追いながら、彼らの思考回路を映像化するところがいいですね。
たとえば、、
「ゆえに、○○である 」 の部分を、あとでちゃ~んと解釈してくれます。
クライマックスは、やはり ライヘンバッハの滝壺。
展開がスピーディーですので、一瞬たりとも目が離せません。
スケールが大きく、
前回同様、ド派手なアクションも見応え十分!
英国人、ガイ・リッチー監督ならではの作品。
ホームズの魅力ポイントは、
きっちりと外しませんでしたね。
うん!
ホームズファンとしては、満足でした~