ドイツには、次のような 諺(ことわざ) があります。
「 はじめなければ 終わりはこない 」
モノをほったらかしにしておいても、
自然に片付くわけではありません。
少しづつでも始めれば、いつかは 必ず終わりがきます。
これは、”片付けの極意” なるものなのですが、
幼少時、父の仕事でドイツに滞在したとき、
教わった諺のひとつです。
ライフスタイルが、シンプルで合理的なドイツ人は、
片付けをルーティンワーク (決まりきった作業) にして習慣づけ、
いつ来客があってもいいように、家の中をキレイにしています。
片付けだけではなく、厄介な問題が起きた時に
この諺は、いつも 私を前へと歩ませてくれました。
どんなことでも 逃げずに、対峙して 少しづつでも始めれば、
いつかは 終りがくる …。
”希望” は、ちょっぴりの勇気 があれば
ちゃんと 見えてくるものなのかもしれない。。
ずっと そう 信じています。
「 戦火の馬 」 の余韻に浸って。。