スピルバーグ監督が 原作小説に惚れ込み 映画化となった本作品、

近年、珍しいくらいの壮大で、風格にあふれています。



旧き良きアメリカ映画 のような

詩情豊かな圧倒的な映像で、目と心が奪われ、、

冒頭から、ピン! ってきましたわ。




        ■Jewel Box■ ■Jewel Box■



第一次世界大戦前夜の英国。

貧しい農家に引き取られた一頭の美しい馬は、ジョーイと名付けられ、

この家の少年アルバートとかけがえのない愛情で結ばれる。


が、その幸せもつかの間、

開戦になって、ジョーイは 軍馬として売られてしまう。



その後、ジョーイは、数奇な運命に導かれ

様々な人々の手に渡り、戦場をかけぬいていく…。




        ■Jewel Box■ ■Jewel Box■

ジョーイを通して、さまざまな人間ドラマが繰り広げられ、

リレー形式のオムニバスで作り上げたのは、さすがといえます。


中でも、

敵味方の区別なく、ジョーイを救った場面には、感動!


全身で喜びを、

そして、 苦しみ や 悲しみ を目で訴える

ジョーイの演技?には、ただただ 驚くばかりでした。




        ■Jewel Box■ ■Jewel Box■

        原題: WAR HORSE ( 2011年 米)

        (C)DreamWorksIIDistributionCo.,LLC.AllRightsReserved.




緑の大草原を生き生きと駆け巡る躍動感。


戦場の漆黒の闇の中を、狂ったように跳ね回る荒々しさ。


色彩鮮やかな映像に、


馬の表情に 引き込まれます。





                     ■Jewel Box■




戦争の残酷さを生き抜く勇気、


家族や、郷土への愛。


ラストシーンでの、

燃えるような夕焼けの中を走るジョーイの神々しい美しさ。



大好きな 「風と共に去りぬ」 を彷彿とさせる場面で

明日への ”希望” を もたらせてくれる。。



見応えのある 2時間27分で短く感じました。

欲を言えば、

一つ一つのエピソードを、もう少し観たかったな~ ニコニコ