優秀主演女優賞の井上真央さん、
優秀助演女優賞の永作博美さん、
そして、優秀作品賞 と 『八日目の蝉』 の圧勝でしたね。
女性の性(さが) と 悲哀 が、”子どもの誘拐”という犯罪を通して
深く描かれているこの作品、
個人的には、NHKドラマのほうが好きでした。
時間をかけていただけあり、人物像や主人公の心の機微が
よく描かれていましたから。。
特に、ラストの夕陽のシーン。
原作に忠実で、感情移入してしまい 何度も泣きました…。
優秀作品賞は、『大鹿村騒動記』 かな~と思っていましたわ。
優秀主演男優賞を受賞されました、原田芳雄さんはもちろんのこと
優秀助演男優賞にノミネートされた、岸部一徳さんをはじめ
キャストの方々が、役者揃いで 大変 面白かったですもの。
近年の邦画は、 テーマがアラカルトでなかなか見応えがありますね。
今後は、
よりメッセージ性の高い作品が 増えてくることを期待して。。
