毎日、一緒にいるから
何もかも 分かり合えているように思っている家族。
でも…、
きっと 心の奥深いところまでは 知らないのだろうな~
東京 日本橋にある、翼を持った麒麟像の下で発見された
男性(中井貴一)の刺殺事件。
(予告編でご覧いただいていると思います )
瀕死の状態で、なぜ ここまで歩いてきたのか…、
この謎を 加賀恭一郎 (阿部寛) が、解いていく。
恋人同士と親子関係、
一見 関連性のない ふたつのストーリーが交錯しながら
意外な方向に転がっていき、
それが、ある拍子で繋がったときに
すっきりとした妙を味わえます。
(C)2012映画 『麒麟の翼』 製作委員会
シリアスな中にも コメディシーンもあり、
あっという間の2時間でした。
父親役の中井さん、薄幸の女性を演じる新垣さんが好演。
何もかも すべてを言わなくてもいいけれど
伝えておくべきことは 伝えておかなければ。。ね
身近にいる 大切な人への想いを
改めて 感じさせるストーリー。
原作は、東野圭吾氏。
エンドロールで流れる JUJUさんの 『 sign 』 が
切なさのなかに 希望を見出せます。。